とは学

「・・・とは」の哲学

賞賛とは

1.賞賛とは、
「親しくない人に送るといいもの」です。親しい人に送るよりも、効果が大きいからです

2.賞賛とは、
「大勢の前で、証拠が残る形で、素早く行うと、効果が高いもの」です

3.賞賛とは、
「人をその気にさせるもの」です。「よかったね」「がんばったね」「きれいだね」と言ってくれる人が傍にいれば、誰でもうれしいものです

4.賞賛とは、
「高慢の原因になるもの」です。褒美とは、「怠慢の原因になるもの」です

謝罪とは

1.謝罪とは、
「言葉とカネと行為によって示されるもの」です。口先だけではだめなものです

2.謝罪とは、
「相手に迫られてするものではなく、こちらから、恥じる気持ちでするもの」です

3.謝罪とは、
「人間の度量が問われるもの」です。謝り方でその人の素性が示されるからです

4.謝罪とは、
「『迷惑をかけたこと』への『すみません』」です。感謝とは「、『してもらったこと』への『ありがとう』」です

社交術とは

1.社交術とは、
「自分を誇示しながら、相手を味方に引き込む術」です。いわゆる高等戦術です

2.社交術とは、
「『好かれる』のではなく、『嫌われない』関係を築く術」です。笑顔を欠かさず、マナーを守るのが基本です

3.社交術とは、
「実力や名声のある人に近づき、その人の別の側面をほめる術のこと」です

4.社交術とは、
「敵の警戒心を解くための術であり、時間を稼ぎ、体制を整えるために必要なもの」です

5.社交術とは、
「真面目な人、誠実な人ほど苦手にするもの」です。清濁併せ呑める大人になれないと、難しいものです

質問とは

1.質問とは、
「自分の知らない答えが返ってくるから、続くもの」です。無知は大きな武器になるものです

2.質問とは、
「自分よりも賢い人にするもの」です。質問される方はうれしくなるものです

3.質問とは、
「人間的な交流の苦手な人がよくしてくるもの」です。質問は、最高の時間稼ぎになるからです

4.質問とは、
「本音を聞き出すためにするもの」です。だから、質問する側にしつこさがないといけないものです

5.質問とは、
「される側は、笑いながら、のらりくらりとかわすもの」です。つまり、はぐらかすものです

失敗談とは

1.失敗談とは、
「何回繰り返してもいいもの」です。でも、失敗は、二度と繰り返してはいけないものです

2.失敗談とは、
「失敗を教訓にしたもの」です。成功談は忘れやすいけれど、失敗談は忘れないものです

3.失敗談とは、
「自慢話に混ぜて使うといいもの」です。失敗談は自慢話の緩和剤になるからです

4.失敗談とは、
「目上の人に近づく武器になるもの」です。失敗談の多い人は、人間関係を築くのがうまい人です

自己主張とは

1.自己主張とは、
「『自分はこういう考えです』と言うこと」です。『「自分の考えは正しい』と言うこととは違うものです

2.自己主張とは、
「『自分はこう思うけれど』と言うこと」です。でも、その後に『あなたはどう思いますか?』ときくのがマナーです

3.自己主張とは、
「『自分の考えが必ずしも正しいわけではない』『相手には相手の考えがある』と思っている人だけが、していいもの」です

4.自己主張とは、
「相手の主張を聞きたくない人がするもの」です

叱るとは

1.叱るとは、
「笑顔で厳しく言い放つか、すごい剣幕で優しくなだめるかの、どちらかのテクニックを使わないといけないもの」です

2.叱るとは、
「証拠が残らないように、口頭で『一対一』で『一瞬』で終わらせるもの」です

3.叱るとは、
「前もってルールを発表しておいて、そのルールに反したときにだけ、行うもの」です

4.叱るとは、
「誤った行為を指摘するだけにとどめておくもの」です。過去のことをほじくり返したり、本人の性格までなじってはいけないものです

雑談とは

1.雑談とは、
「本題に入る前置きの話」です。雑談がうまい人は、本題での信頼感も得やすいものです。雑談をバカにしてはいけないものです

2.雑談とは、
「相手の本音を探って、相手の欲しがるものを見つけるために必要なもの」です

3.雑談とは、
「笑ってもらわないと意味がないもの」です。心をほぐさないと、本題に入っていけないからです

4.雑談とは、
「経験豊富な人が面白いもの」です。経験は雑学に勝るものです

謙虚さとは

1.謙虚さとは、
「したたかさの裏返しのようなもの」です。成功者は、みんな謙虚です

2.謙虚さとは、
「失敗したときに叩かれないための保険のようなもの」です

3.謙虚さとは、
「絶頂期にこそ必要なもの」です。絶頂期とは、足を引っ張られる確率の高い危険な時期です

4.謙虚さとは、
「危険を察知したときに、やっと芽生えてくるもの」です

5.謙虚さとは、
「慣れによって、蝕まれ、そして奪われていくもの」です

6.謙虚さとは、
「遅刻、悪口、言い訳、文句の多い人に、欠けているもの」です

7.謙虚さとは、
「『申し訳ない』と感じること」です。傲慢さとは、「『かわいそうに』と思うこと」です。同じように見えても、大きく違うものです

8謙虚さとは、
「自分も社会の歯車の一つに過ぎないと考えられるようになって、初めて生まれてくるもの」です

9.謙虚さとは、
「次の目標を見失った人に欠けてくるもの」です。『これでいいんだ』は、謙虚さの赤信号です

敬語とは

1.敬語とは、
「自分と相手を取り巻く関係が見えていないと、使えないもの」です

2.敬語とは、
「警戒するから使うもの」です。尊敬するから使うものではないものです

3.敬語とは、
「わがままな奴を見つけるのに役立つもの」です。わがままな奴は、自分が偉いと思っているから、敬語など使わないものです

4.敬語とは、
「目上の人に使うもの」です。同時に、「親しくなりたくない人にも使うもの」です

5.敬語とは、
「人と一定の距離を保って付き合っていくのに、便利なもの」です

共感とは

1.共感とは、
「双方の関係」です。同情とは、「一方の関係」です。共感もせずに、同情だけするのは卑怯です

2.共感とは、
「自分が愛するもの(出身地・趣味・ペットなど)を理解してくれた人に対してするもの」です

3.共感とは、
「論理的(文字、数字)なものより、感覚的(写真、映像、イラスト)なもののほうが、しやすいもの」です

4.共感とは、
「決断する前には、ないほうがいいけれど、決断した後には、あったほうがいいもの」です

絆とは

1.絆とは、
「不幸を背負った者同士が持つ偽りの愛のこと」です。でも、この偽りの愛の中に安住していると、向上心が湧いてこなくなるものです

2.絆とは、
「自立を妨げるもの」です。そこから早いうちに脱け出ないといけないものです

3.絆とは、
「お金が絡んでくると、一挙に崩壊してしまうもの」です。悲しいけど、これが現実です

4.絆とは、
「貧しい人にはありがたいものですが、豊かな人には、ありがた迷惑なもの」です