お金学

お金と歩む人生の金科玉条、金言集

賢い経営者の人材育成方法(3)

2.新たな視点を増やす教育

先ほどの喫茶店の例で言うと、
「冷たいもの」
「君のおすすめのもの」
が、アルバイト君にとっての「新たな視点」です。今まで、メニューにある商品を、このような視点で分類したことがなかったと思います。

実は、この視点の数を増やす訓練は簡単に出来ます。世の中の事象を、常に、分類し、カテゴリーを決め、法則化することで出来ます。この訓練をしている人は、具体的です。「ただ漠然」ということがありません。先ほど、お話しした「デジカメ写真の例」で、お分かりかと思います。

凡人が、「優秀で頭が良いと言われる」ようになるには、この方法が一番です。頭を良くする方法のページにも書きましたが、凡人は「頭が切れません」つまり、情報処理スピードが遅いという欠点があります。

情報処理スピードは、生まれつきの「頭のよさ」によるところが多いので仕方ありません。したがって、凡人は努力で「情報量の増加」で、「頭の良い人」に対抗するしかないと思います。

情報量を増やす第一歩は、この『新たな視点を増やす』ことだと思います。


3.自分の頭で考えさせ、判断させる訓練

人は質問されると、自分の頭に刻まれた情報をもとに、必死になって考えて、答えを導き出そうとします。

良き教育者は、最初から答えを言いません。答えを知っていても、知らんぷりします。教え子が自分の頭で考えて、答えを出すのをじっと待っています。

当たり前ですが、最適の答えを導き出す能力=「判断能力」です。判断能力の劣る人が、トップに立つと、その組織にいる全員が不幸になってしまいます。

トップの仕事は、いつも、どちらがいいか、どちらが得か、考えて、判断し、決断することです。

マニュアル
命令の繰り返し」
はい、いいえの2通りの答えしかない質問」
では、この判断能力を養成することは出来ません。

判断能力を養成するには、「答えが何通りにもなる抽象的質問」が最適です。つまり、「抽象的質問が人を育てる」ことになります。

判断能力に優れた社員が多い会社は、世の中の環境が激変しても、上手に世の中に合わせて、生き残っていけるものです。

以上、「人材育成名人」と名高い経営者との喫茶店での会話から、このような話になってしまいましたが、「良き教育者」につくと、自分の人生も良き方向へ変わっていきます。人材育成方法のわかる賢い経営者のいるところで働けたら幸せではないでしょうか。


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[ 2009/01/10 08:20 ] お金の儲け方/商売 | TB(0) | CM(0)
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ちょっぴり自己紹介

福家金蔵(フクヤキンゾー)

Author:福家金蔵(フクヤキンゾー)
大手経営コンサル会社に10年勤務、独立後16年。主な業務は、育成役・指南役・参謀役。著書に専門書2冊

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