ちょっぴり自己紹介

福家金蔵(フクヤキンゾー)

Author:福家金蔵(フクヤキンゾー)
大手経営コンサルタント会社に10年、独立後16年。指南・参謀役で活躍。専門著書2冊。経歴実績等は、下記メールフォームで、問合せ下さい

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お金塾
お金と歩む人生の金科玉条、金言集
偽物の見分け方、本物の見分け方(2)
以前、古伊万里収集家のお家を訪ねたことがあります。興味が少しあることを話したら、実際に、本物に触れさせていただけることになりました。

その方の収集品は、大手出版社が「古伊万里の写真集」を出す時に、撮影依頼が来たほどのものです。実際に、その写真集には、その方の所蔵品の写真と、名前(○○△△氏所蔵品)が記載されています。

その写真集に出ている実物を最初に持たせてくれました(素手ではなく、白い手袋をはめたのですが)。少し緊張し、手が震えましたが、その感触を楽しめました。

古伊万里についての詳しい知識などありませんが、何とも言えない「まろみ」と、楚々とした「気品」を持ち合せた作品であることはわかりました。

その時、
これ、いくらだと思いますか?
ときかれました。

突然のことで、戸惑ってしまいましたが、茶碗のような大きさなので、よくて500万円かと値踏みし、その方を喜ばしてあげようという心遣いも含め、
700万円くらいですか?
と答えました。

すると、
これは、1300万円なんですよ
と言われてしまいました。

その場は、
見る目がないので、失礼しました
と取り繕うしかありませんでした。

さらに、次の所蔵品を持たせてくれました。その感触を確かめている時、また、
これ、いくらだと思いますか?
と尋ねられました。

前の作品が1300万円だとすると、これは、それほどではないなと思い、サイズが小さいことも考えて、
200万円くらいですか?
と答えました。

すると、
これは、150万円なんです
と言われました。

またさらに、次の所蔵品も持たせてくれました。同様に、
これ、いくらだと思いますか?
ときかれました。

前の2作品の値段が頭の中に入っていましたので、
70万円ですか?
と、すんなり答えますと、

これは、80万円です。当たってきましたねえ
と言われました。

古伊万里のことなど、全く知らなかったのに、初めに「いい作品」に触れると、
「いい」か「普通か」の検討がつき、ある程度値踏みできるようになった
のです。


偽物の見分け方、本物の見分け方(3)へ つづく

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