とは考

「・・・とは」「・・・人とは」を思索

『エジソンの言葉-ヒラメキのつくりかた』浜田和幸

エジソンの言葉―ヒラメキのつくりかたエジソンの言葉―ヒラメキのつくりかた
(2003/11)
浜田 和幸

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エジソンは、「天才とは1%のひらめきと99%の努力の賜物」という言葉があまりにも有名です。

しかし、「最初のひらめきが良くなければ、いくら努力してもダメだ。ただ努力だけの人はエネルギーを無駄にしているだけ」とも言っています。

実際は、どんな人だったのか、他にもどんなことを言ったのか、興味があり、この本を読みました。

破天荒な人生を歩んでいるので、そういう性格なのかと思っていましたが、実際は、質素で真面目で研究熱心な人です。

エジソンの人となりを感じる言葉を中心に、共感できた箇所が20ほどありました。「本の一部」ですが、紹介したいと思います。



お金のありがたみに気づかないままでいることは悲劇

・自分の発明は、宇宙という大きな存在からメッセージを受け取り、自分なりに記録した結果に過ぎない

・人はしょせん好きなことしかやらない。好きなことだけやらせておけば、やめろと言ってもやめない。しかし、まわりを見ると、腹一杯食べて、本能のおもむくままに、快楽を追求するような生き方をしている者が目につく。なんたるエネルギーの無駄か

・発想にいきづまると、海辺や川に釣り糸を垂れに行く。波や風や光からアイデアが釣れるからだ

・一つのことばかり思い悩んでいても、よい考えは浮かばない。同時に複数の問題を抱えているほうが、よいひらめきを得る

・人から批判されることを恐れてはならない。それは成長の肥やし

・成功するにしても、失敗するにしても、何事も華々しくやるにかぎる

・人は聞きたいときに聞きたいことしか聞かないもの

・ラクな道を歩もうとする人は多い。ラクして儲けようとする人も多い。需要と供給の関係が明らかなように、そのような人には平凡な結果しか待っていない

・前途の見通しが暗いときには、将来の楽しい夢を語ることが肝心だ

・本ほど時代や世界を超えて、対話を楽しめる相手はいない

・読むべき本を選ぶことが大切。そのポイントは、複雑な内容をいかにわかりやすい言葉や身近な事例を使って説明してあるかどうかだ

・首から下で稼げるのは1日数ドルだが、首から上を働かせれば無限の富を生み出せる

・人々の抱く不満のもとを知ることこそ、新たなビジネスの出発点である

・人々の記憶や知識があいまいなのは、観察の仕方が中知半端なせいである

・数学者は私が実験で成功した後に、なぜ成功したのかと説明するが、実験の前には何も言わない。私は数学者を雇うことができるが、彼らは私を雇うことはできない

・目的をもって記録を取れ。自分はメモ魔に徹したおかげで、命を救われたり、財産を築くことができた

・規制のしくみに反抗することは、社会の進歩のために欠かせない。現状に満足した若者しかいない社会は発展しない

・子供のような素直な気持ちで、自分の内部に宿っている知性に従うことが大切

・どんな勉強や学問をするにしても、将来どんな仕事に就くにしても、最も大事なことは、観察力を養うこと

・自分の頭で徹底的に考え抜く人は本当に稀にしかいない。肉体を鍛える人はよく見かけるが、頭脳も肉体の一部だということを忘れている人があまりにも多い



エジソンは、「従業員1万人の創業社長」「プロジェクトを60近く同時進捗」「53歳のとき鉱山開発失敗で破産宣告」「数十万冊の蔵書」「自動車王フォードや三重苦のヘレンケラーと大の仲良し」「武士道精神好きで大の親日家」等、エピソードが盛りだくさんです。

小学校の時に、伝記を読んでから、エジソンの書物に触れたことがありませんでしたが、この本を読み、エジソンの多くの言葉やエピソードを知り、興味が再び沸いてきました。

偉大な発明の父、エジソンに興味のある方、ヒラメキや発想法に興味のある方が、手にすれば非常に面白い本だと思います。
[ 2010/06/10 08:30 ] 偉人の本 | TB(0) | CM(0)
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