とは学

「・・・とは」の哲学

『群れない力』関口智弘

群れない力 「人付き合いが上手い人ほど貧乏になる時代」における勝つ人の習慣 (経済界新書)群れない力 「人付き合いが上手い人ほど貧乏になる時代」における勝つ人の習慣 (経済界新書)
(2013/04/25)
関口 智弘

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著者の力強さが全面的に出ていて、スカッとする書です。みなぎる自信がこの発言を生んだのだと思います。

独立自営で生きている人は、こうあらねばなりません。本書の、決意表明のような内容の中から、共感できたところをまとめてみました。



・人付き合いが上手い人ほど貧乏になる時代

・厳選された付き合いであっても、いざという時に力を貸してくれるのはごくわずか。その一方で、一方的に友達と思い込んで、タカりに来る連中の多たるや、数知れず

・1日24時間のうち、自由裁量の8時間を、しょうもない知り合いとの交流に使うのか、自分を高めるために使うのか。その時間の質の違いが、人生の質の違いをつくっている

・「友達」とは、家族みたいな無償の愛に近い形で結びついているもの。相手に期待する時点で、もはや利害関係であり、本質的な人間関係のつながりではない

・真のコミュニケーション能力とは、本音で語り合って理解し合える価値観の共通点が多い人間を選びだして深くつき合う力

・コミュニケーション能力とは、自分の価値観や考えを正しく相手に伝える力のこと。言い換えれば、価値観が同じ相手に好かれる力であり、価値観が違う相手にキッパリと嫌われる力のこと

弱い奴らは、存在意義がないに等しいから、群れになって影響力を強めようとする

・ザコ同士が群れたところで、シナジーなんて生まれるわけがない

・群れというのは、絶えず敵をつくりだすもの。群れに属していない人間を群れの中から否定することで、自らの信ずるものや、正しいと思うことを正当化する材料とする

・群れに属することで平穏無事な生活が保障されるので、誰もが群れに依存する。社会の支配者からすれば、これほど楽なことはない。今も昔も、村八分の概念は、日本社会に深く根づいている

・世の中の多くの人は、人脈が大事だなんて言いながらも、他人様を利用して、手前がおいしい思いをすることしか頭にないのが現実

・会社でのうわべづき合いを効率的にやり過ごすには、近寄りがたい雰囲気を醸しだすのが一番。「仕事はできるんだけど、仕事以外に興味なさそう」と思わせたらしめたもの

・ランチタイムという時間は、薄っぺらい人間関係の連帯感を確認する場として使われることが多く、そのスパイラルに巻き込まれると、抜け出すことは容易ではない

・お客様が神様であっても、福の神なのか、疫病神なのかは見極めるべき。疫病神であるならば、何のためらいもなくぶった切るくらいの決断をしてしかるべき

自分の時間を確保するためには、絶対に自分のお客さんからは時間外に問い合わせが来ないようにしておくこと

・無視もまた一つのコミュニケーションの手法。コミュニケーション上手は、相手の反作用を生まないために、あえて無視というコミュニケーション手法を多用している

久々に電話をかけてくる奴の用件は99%が面倒事なので、連絡がつかないほうがいい。あなたに繋がらなければ、また別のターゲットに狙いをつけるだけだから

・普通の生活をしていて得られる人脈や仲間というのは、往々にして薄情な利己主義者で、いざという時、頼りにならない

・家族同様に、無償の愛を捧げられるような相手こそ、真の友。その価値があるかどうか見極めるためには、お互いに本音で語り合う必要がある

・自分の思うがままに生活すること、思ったことを口にすることが、すべて法律で禁止されているかのように、自分を殺している人が多い

・会社はあなたを幸せにするために存在していない。会社が儲けるために存在している



著者が首尾一貫して主張しているのは、「自分中心でいい」ということ。

自分中心=群れないことこそ、すべての生命力の源であり、勇気の源になるのではないでしょうか。


[ 2014/07/28 07:00 ] 人生の本 | TB(0) | CM(0)
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