とは学

「・・・とは」の哲学

『一流の人、二流の人・ホンモノほどシンプルに仕事をする!』中島孝志

決定版! 一流の人、二流の人 ホンモノほどシンプルに仕事する!決定版! 一流の人、二流の人 ホンモノほどシンプルに仕事する!
(2012/09/14)
中島 孝志

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一流と二流の違い、それはほんのちょっとした違いです。その違いを、仕事、経営、チーム力、人間力など、多岐にわたって、観察し、分析した書です。

一流と二流の違いが、60ほどの項目にまとめられており、読みやすい内容の書です。これらをさらにまとめてみました。



・二流は、トラブルがあるとパニックに陥ってしまうが、一流は、トラブルを何かのメッセージと認識する (トラブルは仕事の応用問題。トラブルがあるから、仕事が上達する)

・二流は、他人との勝負に一喜一憂するが、一流は、自分との勝負を考えている (誰かを蹴落としたり、足を引っ張ったりしたところで、あなたが繰り上がるわけではない)

・二流は、誰にでも笑顔を振りまくが、一流は、友人の頼み事でもビシッと断る

・二流は、居心地のいい椅子に座れば満足するが、一流は、永遠に牙を磨こうとする (ポストに拘泥するよりも、一流は仕事に固執する。とことん仕事を極めようとする)

・二流は、キャリアを積み上げることしか考えないが、一流は、その積み上げたキャリアを捨てることができる

・二流は、悪口を言われると怒るが、一流は、悪口を言われるとにんまりする (悪口は嫉妬から生まれる。悪口を言われるのは、その人があなたに焼き餅を焼いているから。実力では対抗できないと諦めたので、「情報戦」へ戦略を変更した)

・二流は、残業も厭わずに働くが、一流は、休憩も重要な仕事と考える (人間が真剣に考える限界は三時間。一流は気分転換の天才。気分を転換できるから、マンネリを打破できる)

・二流は、飾り立てようとするが、一流は、素のままで生きている (知らない、わからない、とバカな振りをすると、相手は嬉々として教えてくれる。すると、情報はどんどん膨らんでくる)

・二流は、勝ちっぷりがいいが、一流は、負けっぷりがいい (強靭な精神、打たれ強いタフさがないと、務まらない。失敗したらリベンジする。仕事の失敗は仕事でしか返せない。人は、負けっぷりで評価される)

・二流は、根拠のない不安に潰されるが、一流は、根拠のない自信をもっている

・二流は、部下のご機嫌をとるが、一流は、部下に嫌われることを恐れない (舐められるよりも嫌われるほうがベター。いくら嫌われても一目置かれる人は尊敬される)

・二流は、非凡な仕事を賞賛するが、一流は、平凡な仕事の徹底を評価する

・二流は、人材だけから学ぼうとするが、一流は、普通の人からも学ぼうとする (一流の人は聞き上手。なにか自分で閃くと、周囲の誰彼を問わず、聞かないといられない)

・二流は、心地よい言葉しか聞かないが、一流は、苦言に耳を傾ける

・二流は、お客からどう奪うかを考えるが、一流は、お客にどう与えるかを考える (人間は自尊心がある。大義名分があれば、物でも金でも知恵でも、あげやすい。5年で10倍になって返ってくる)

・二流は、人間を知らないが、一流は、人間通

・二流は、競争して勝とうとするが、一流は、競争しないで勝つことを考える (ビジネスで一番強いのはオリジナリティー。ライバルもいないので、競争に晒されることがない)

・二流は、人を変えられると思っているが、一流は、人は変えられないと思っている (人が変わるのは、自分が腹の底から納得したときだけ。強要しても、本当に心が受け容れていなければ、簡単に前言をひっくり返してしまう)

・二流は、邪魔になるほどプライドが高いが、一流は、プライドなど簡単に捨ててしまう
(見栄を張る人は半端者、偽物、つまり二流ということ。二流だと見抜かれたくないから、本能的に優位に立ちたがる)



「二流の人」を自分に置き換えてみると、なるほどと納得する点が多く、反省してしまいました。

「一流の人」を知る手がかりというよりも、二流にならないための教訓の書ではないでしょうか。


[ 2014/06/02 07:00 ] 出世の本 | TB(0) | CM(0)
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