とは学

「・・・とは」の哲学

『自分を超える法』ピーター・セージ

自分を超える法自分を超える法
(2011/07/23)
ピーター・セージ

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著者は、「資金なし、人脈なし、学歴なし」で17歳の時に起業したイギリス人です。20年経った今、22の会社を成功に導いていられます。

本書には、「成功の心理学」「お金のつくり方」「リーダーシップを高める」「世界観をつくる」などの章ごとに、格言が散りばめられています。その一部をまとめてみました。



・歴史は、常にリスク(=不安定感)を取る人の味方をする。成功への重要な資質は、「不安定感」に対処できる能力を持っていること

・恐怖を前にすると、「やらない言い訳」がどんどん出てくる。怖いのは、行動を開始する瞬間だけ。行動のさなかでは、恐怖は消える

・本物の「重要感」を持つ人は、自分勝手な欲を手放す。力(パワー)とは、世の中に貢献したいという思いの強さに正比例して与えられる

・全員が勝者となる方法を考えることが大切なポイント。提案を受けたほうが、断るよりも価値が高いと感じるような提案をすること

・起業を成功させる5つの秘訣は、「情熱」「ウォンツ」「付加価値」「しくみ」「モデリング」。ビジネスの選択は、「できること」ではなく、「情熱」で選ぶこと

・リーダーシップの大きさは「部下の人数」で決まるのではなく、「育てたリーダーの人数」で決まる

・リーダーシップに必要な3つのカギは、「基準を上げる」「信仰を持つ」「ビジョンを持つ」こと

・エゴにとらわれた自己中心的な人だとしたら、彼は、世に「貢献」するにはまだ早すぎる。「自分中心」から「他者中心」の意識が、感情面での成長となる

・「信念」は、必ず参考となる情報や体験に基づいている。「信仰」とは、参考情報や経験がない中で、何かを信頼すること

・本物のビジョンとは、「成長」へのニーズ、そして「貢献」へのニーズを満たすようなもの。この二つのニーズを無視すると、真の幸福感は味わえなくなる

・リーダーは、100人中99人に反対されても構わないと考える人たち。「役に立ちたい」という願いの大きさに応じて「力」は動員される

・力を弱める9つのパターンは、「1.ルールに縛られる」「2.重圧感や抑うつ」「3.コントロール、自信過剰、不安感」「4.退屈」「5.中毒」「6.喪失への恐れ」「7.男女関係における愛憎」「8.アイデンティティ」「9.死と病」

・多くの人々は、「前進して不安定感を享受して充実感を得ること」よりも、「安定感を得て不幸になること」のほうを優先させる

・人生の質は、「不安定感をどれくらい快適に受け入れたか」に比例する

・本当の失敗とは、うまくいかなかったときに、意気消沈してしまうこと

・よりよい戦略とは、よりよい質問をすること。ビジネスをスタートするのに「お金」は必要ない。「よりよい質問」を自分自身に投げかける必要がある

・「人の感情を動かし、行動を起こしてもらう能力」は、どんなビジネスにおいても、最も高い価値が支払われるスキル

・できごとが意味を決めるのではない。どんな状況においても、「力をつける意味づけを探すこと」があなたを幸福にする

・組織の責任者としてやるべきことは、「人々が持っている最良のものを出させること」で、それは「人々が持っている最良のものを発見させること」で、よりなされる

・指導者のゴールとは、「生徒が指導者を越えていくこと」。それ以外のすべてはエゴである

・「自分自身であれ。他の人はもうみんな埋まっているから」(オスカー・ワイルド)



本書は、「モチベーション」を高める内容ではなく、「インスパイア」を注入する内容のように思います。

成功の秘訣とは、「インスパイア」の持続です。「インスパイア」には、本書のような書を時々読むことが必要なのかもしれません。


[ 2014/05/26 07:00 ] 出世の本 | TB(0) | CM(0)
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