とは学

「・・・とは」の哲学

『一流の人に学ぶ自分の磨き方』スティーブ・シーボルト

一流の人に学ぶ自分の磨き方一流の人に学ぶ自分の磨き方
(2012/03/23)
スティーブ・シーボルド

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本書は、「一流の人は・・・」で文が始まります。その数、140弱。一流の人の考え方、行動のし方、学び方などが列挙されています。

それらを読むと、まるで「一流の人」に洗脳されてしまいそうです。この一貫した、シンプルな構成は、とても分かりやすいものです。その一部をまとめてみました。



・「一流の人は刷り込みを修正する」。二流の人は、子供のころに教え込まれた(刷り込まれた)ことにしがみつく

・「一流の人はお金の限界を理解している」。二流の人は手っ取り早い金儲けをしようとする。金持ちになれば、心の中の空虚感を埋められていると思い込んでいる

・「一流の人は大きく考える」。二流の人は小さく考えて生き残ることで精一杯。一流の人は大きく考えて輝かしい未来を創造する

・「一流の人はリスクをとる」。二流の人はリスクを忌み嫌う。「無難に生きていればいい」と教え込まれている。「挑戦しなければ痛い目に遭わずにすむ」というのが、彼らの人生観

・「一流の人はどんな状況でも落ち着いている」。二流の人は負けることを恐れるあまり、緊張して自滅する。一流の人は「これはゲームにすぎない」と考え、プレッシャーをうまく取り除く

・「一流の人は断り方を知っている」。一流の人は時間について毅然とした態度をとる。生きている時間が有限だという意識があるから

・「一流の人は常識を疑う」。二流の人は現状維持に甘んじる。一流の人は、常識を疑い、よりよく、より速く、より効果的な方法を絶えず探し求める

・「一流の人は生産性にこだわる」。二流の人は仕事を労働時間の観点から考える。一流の人は仕事を生産性の観点から考える

・「一流の人は孤独を求める」。二流の人は猛烈に働いていないから、休養と回復をあまり気にかけない。一流の人は、一人で過ごすことで、大きな負担をかけている脳に休養を与える

・「一流の人は他人に依存しない」。二流の人は自分の決定に責任を持たず、何かにつけて他人のせいにする。一流の人は被害者意識を持たず、自分の決定に責任を持つ

・「一流の人は自分を自営業者とみなす」。一流の人は自分を「プロの仕事人」とみなし、良質な労働力を会社に提供していると考える。二流の人は自分を組織の小さな歯車にすぎないと考える

・「一流の人は惜しみなく頻繁に人をほめる」。ほとんどの人は称賛に飢えている。しかし、二流の人は、あまり人をほめない。ただし、称賛の効果が低下しないように、一流の人は同じ人を過度にほめないように配慮している

・「一流の人は正直の大切さを知っている」。一部の人は不正直な方法で財産を築くが、一流の人はそれが邪道であり、本物の成功が財産や所有物ではなく、人格にもとづいていることを知っている

・「一流の人は双方が利益を得る交渉をする」。二流の人は自分がより大きな利益を得るために交渉をする

・「一流の人は人々を助けるために力を使う」。二流の人は「力を持っている人は邪悪で傲慢で強欲だ」と考える

・「一流の人は変化を歓迎する」。二流の人は変化を脅威とみなし避けようとする

・「一流の人は許すことを知っている」。二流の人は憎しみで凝り固まり、復讐を企てる

・「一流の人は意見の対立を歓迎する」。二流の人は意見の対立を避けようと躍起になる

・「一流の人は自由を高く評価している」。二流の人は自由をそれほど評価していない

・「一流の人は多様性を歓迎する」。二流の人は、自分と異なるタイプの人を「安全を脅かす存在」として疑ってかかる



本書を読んでわかったことは、二流の人にならないことが「一流の人」ということです。

一流を目指すというよりも、二流にならないように自分を戒めることこそ、一流になる道であるのかもしれません。


[ 2013/12/23 07:00 ] 出世の本 | TB(0) | CM(0)
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