とは学

「・・・とは」の哲学

『金持ちになる男、貧乏になる男』スティーブ・シーボルド

金持ちになる男、貧乏になる男金持ちになる男、貧乏になる男
(2012/05/01)
スティーブ・シーボルド

商品詳細を見る

著者のスティーブ・シーボルト氏は、アメリカの富裕層研究者で、経営コンサルタントをされており、イギリス、オーストラリアにまで、その活躍の舞台を広げられています。

本書は、長年の研究成果から、金持ちと貧乏を対比させ、その違いを単純、冥界、簡潔な言葉で記されています。うなずきの連続であった、その一部を要約して、紹介させていただきます。



・貧乏になる男が、恐怖と不安を意識して行動するのに対し、金持ちになる男は、豊かさを意識して行動する

・貧乏になる男は、「お金」が諸悪の根源だと考え、金持ちになる男は、「貧困」が諸悪の根源だと考える

・「お金は邪悪だと言う人が現れたら、すぐに身を遠ざけよう。その人は貧乏神だ」(アイン・ランド)

・この世の中は問題解決に対して報酬が支払われる仕組みになっているので、問題を解決すれば誰でも金持ちになれる

・「私は芯が強くて野心的で、明確な目標を持っている。それを批判されるなら本望だわ」(マドンナ)

・金持ちになる男の最大の秘密は、知識ではなく感性に頼ること。そのため、発想が豊か

・貧乏になる男は、「嫌いなこと」をしてお金を稼ぎ、金持ちになる男は、「大好きなこと」をして財産を築く

・「お金は寛容の精神を持つ自由な人々のためにつくられた」(ジョン・レイ)

・金持ちが金儲けを得意とするのは、知能が高いからではなく、一定の行動計画にしたがって、したたかに振る舞うから

・貧乏になる男は、お金に「支配されている」と考え、金持ちになる男は、お金が「自由にしてくれる」と考える

・貧乏になる男は、「お金」を得るために働き、金持ちになる男は、「充実感」を得るために働く

・財産を築く最も効率的な方法は、独立して働き、自分で給料の額を決めること。ところが、貧乏になる男は、安定という幻想にしがみつき、努力を怠りがち

・お金は良いものでも悪いものでもなく中立的。人々を傷つける使われ方をすることもあれば、人々を救う使われ方をすることもある

・貧乏になる男は、幸運に恵まれるのは「偶然」だと考え、金持ちになる男は、幸運に恵まれるのは「必然」だと考える

・「成功とは、お金の心配をしなくてもいいことだ」(ジョニー・キャッシュ)

・貧乏になる男は、「誰とでも気安くつきあい」、金持ちになる男は、「つきあう相手を慎重に選ぶ」

・貧乏になる男は、「努力せずに楽しよう」と考え、金持ちになる男は、「努力を楽しもう」と考える

・貧乏になる男は、「古きよき時代」に固執し、金持ちになる男は、「現在に生きて明るい未来」を夢見る

・銀行の融資担当者は、起業家の情熱、集中力、粘り強さを見落としがちだが、金持ちになる男は、これらの三つの要素が不可欠であることを知っている

・貧乏になる男は、「一握りの人が富の大半を独占している」ことを批判し、金持ちになる男は、「貧乏人が富裕層の仲間入りをする」ことを歓迎する

・貧乏になる男は、「お金」が腐敗の原因だと考え、金持ちになる男は、「お金の欠如」が腐敗の原因だと考える

・金持ちになる男は、「財産を与えることが子供の破滅を招く」と考える



「金持ち」と「貧乏」の違いは、古今東西よく言われていることです。しかし、ここまで徹底的に、100項目の「金持ちになる男」「貧乏になる男」を列挙されると、否が応でも、脳内にその考え方が、注入されてしまいそうです。

「金持ちになりたいと強く願う人」には必読の価値、「貧乏だけは避けたいと考える人」にも一見の価値、のある書ではないでしょうか。


[ 2013/09/17 07:28 ] お金の本 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL