とは学

「・・・とは」の哲学

『中原淳一の世界・幸せになる言葉』

中原淳一の世界 幸せになる言葉中原淳一の世界 幸せになる言葉
(2013/02/06)
ひまわりや

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著者は、戦前と戦後間もないころ、画家、イラストレーター、デザイナーとして、今のファッション文化の先駆けをつくり、女性から圧倒的支持を受けた方です。本を紹介するのは、「美しく生きる言葉」に次いで2冊目です

本書には、その多くの作品と洗練された言葉の数々が収められています。その言葉の一部を要約して、紹介させていただきます。



・いつまでも古くならないもの。それこそが、最も新しいもの

・しあわせは心の中にあるもの。つまり自分がしあわせと感じること

・人間の生き方の中で、一番正しい生き方は、自分らしい生き方をすること

・美しいものにふれることで、美しさが増している

・女らしいとは、甘えることではない。女らしい慎ましやかな態度、そして男には持つことのできない神経を持つこと

・美しさに甘えていたのでは、決して愛される人にはなれない。美しくなくても、美しい心になることによって、人はいつの間にか、その人の美しさを発見する。人間は、瞬間だけを見ているのではない

いい人とは、いい行いが自然に心からできる人のことを言う

・美しくありたいと思ったら、美しくなってからでも、なお磨くことを忘れてはならない。毎日の生活は、美しい心の人になるように心がけること

・本当に女らしいのは、男の人では持てない、女の人だけに持つことのできる、美しい心を持つこと

・働くということは、働くということに対する心構えを身につけるということ

・美しく気どってすましているよりも、明るく微笑んでいるほうが、ずっと気持ちよく美しく感ぜられる

・微笑みを持つためには、健康で明るい気持ちを持っていなければならない。また、たえず、微笑みを持っていれば、本当に気持ちの明るく美しい少女になれる

・自分の持っているものをよく考えて、それを、人のために、世の中のために、どうすれば一番いいかということを、一生懸命に考えて、実行する人が一番素晴らしい人

・温かく、優しい真心を持った少女。聡明であって、生意気でない少女。自分の身の回りのことを皆工夫して楽しんでいる少女。本を読むことが好きで、健康で、花を愛して、音楽を理解する。こんな少女が好き。そして、ピアノが弾けたらなおいい

・あなたを愛してくれる方に、余計な心配をかけてはいけない。それは、愛される者の責任として、愛してくれる人に対する心だから

・自由が許されると、どんどんそれを自分勝手な、自分だけが都合のよいほうにもっていく。人の厚意に慣れてしまうということは、お互いに不愉快な結果になる

・美しいものを美しいように外に現せる技巧を身につけること

・まず清潔であること。美しさの最も尊いものは清潔。どんなに心の美しい少女でも、不潔なものを身につけていたのでは、人々にその心の良さを見てもらえない

・身だしなみの目的は、自分の醜いところを補って、自分の姿が、いつも他人に快く感じられるようになること

新しさとか変化とかいうものは、自然に生まれてくるもの。つまり、その時代の変化の対象とか標準とかが流行

・一人一人が、美しく豊かに暮らせるのは、個人の幸福ばかりでなく、日本全体が美しくなる

・嬉しい思い出になるようなことを、たくさん持っていれば、生活はますます楽しいものになる。嫌な不愉快な思い出ばかりだと、本当の楽しい生活はできないことになる。美しい楽しい思い出を持つためにも、今、美しい楽しい生活をしないといけない



天才とは、従来の既成概念を飛び越えて、新たな夢を提案し、後輩たちに希望を与える存在になる人です。

著者は、終戦後すぐの昭和20年代に、立て続けに少女雑誌を創刊しました。それらは、少女の夢になり、目標になりました。まさに、終戦後を駆け抜けた天才だったのではないでしょうか。


[ 2013/07/28 07:00 ] 芸術の本 | TB(0) | CM(0)
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