とは学

「・・・とは」の哲学

『「自己の免疫力」で病気を治す本』安保徹、岡本裕

「自分の免疫力」で病気を治す本「自分の免疫力」で病気を治す本
(2011/05/14)
安保 徹、岡本 裕 他

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岡本医師の本を紹介するのは、「9割の病気は自分で治せる」に次ぎ、2冊目です。本書は、安保教授との共著です。今回のテーマは「医師と薬に頼らない」方法です。

医薬業界にとって知られたくないことを、医療の現場にいるお二人が、あえて禁断を犯して発言されています。本書は、金まみれの医療に患者が巻き込まれないための書です。興味深い点が多々ありました。それらの一部を要約して、紹介させていただきます。



・ストレスによって生じる「低体温・低酸素・高血糖」が「エネルギー生成系」(解糖系とミトコンドリア系の二本立て)に影響して、発ガンさせる(安保徹)

・酸素を使い、37℃以上でないと働けないミトコンドリアにとって「低体温」「低酸素」は過酷な環境。この状況が続けば、ミトコンドリアの働きが停止し、エネルギー不足に陥る。具体的症状として、疲労感や倦怠感が出てきて、動きたくないという感じになる(安保徹)

・ガンは特別な病気ではない。不健康な状態がずっと続いたときに糖尿病や高血圧などの慢性病が待っていて、その延長線上にガンがある(岡本裕)

深呼吸する食べすぎない体を温めるといった原則さえ守れば、あとは、ケース・バイ・ケースで、ガンが治った人の話を参考にし、自分が信じたものをやればいい(岡本裕)

・定期的に通っている老人ホームでも、薬を飲んでない人は元気。飲んでいる人は、どこか体調が悪い。じっくり話して、不必要な薬はどんどんやめてもらう(岡本裕)

医療費破綻を回避するには、慢性病治療薬を保険の点数から外せばいい。高血圧、糖尿病、高脂血症、メタボリックシンドローム、カゼ、腰痛の薬を自費にすること(岡本裕)

・炎症は組織修復に欠かせない治癒反応。ステロイド剤の長期使用で、ミトコンドリアのエネルギー生成を抑えてしまうと、炎症を起こせなくなり、やがて寿命を縮める(安保徹)

・医師に課せられた暗黙のノルマは、できるだけ大勢の患者を診て、できるだけ検査をオーダーし、できるだけ多くの薬を処方すること。そんな薄利多売の医療業界に身を置いている医師たちは、ルーチン(日常業務)に追われて、疲弊するばかり(岡本裕)

患者の95%は、カゼ、肩こり、腰痛、頭痛、便秘、高血圧、糖尿病、ぜんそく、不眠、アトピー性皮膚炎、心身症、うつ、肥満、高脂血症など、カゼ以外は慢性病。これらの患者に最低限の薬と検査だけ行っていたら、病院内で絶え間ない逆風にさらされた(岡本裕)

・病院経営者にとって、慢性病ほどコストパフォーマンスのいい病気はない。よほど悪化しない限り、命にかかわらないので、医療裁判はなく、さりとて完治する見込みもない。慢性病の患者に、通院の必要性を説けば、「おいしい患者」になる(岡本裕)

自己治癒力を低下させる原因は、心身にかかるストレス、食事や睡眠などのバランスの乱れ、働きすぎなど、その人の生活そのものにある(岡本裕)

・疲れやすい、体が重い、だるい、目覚めが悪い、肩こり、便秘、手足の冷え、食欲がない、頭痛、腰痛、視力の低下、顔色が悪い、眠れないなどの「サイン」が現れた段階で、心身をいたわれば、自己治癒力も回復し、早ければ1週間で体調がよくなる(岡本裕)

・血液には、熱を運ぶという重要な役割がある。血流が悪くなると、熱の運搬が滞るため、低体温になる。体温は、健康を保つために、最も重視しなければならない(安保徹)

・病気の7割は無理を続けた生き方、3割は持てる力を十分に使わない生き方が原因で発症する。前者は、ストレスから逃れ、心身をいたわること。後者は、まず体を動かし、交感神経を刺激することで、治癒を高める(安保徹)

・熱が高くなると、体がだるくて動けなくなり、「病気がどんどん悪化するのでは?」と思いがちになる。寝込むのは、体を省エネモードにして、余剰のエネルギーを修復に向けるための体の反応。だるさにも病気を治す積極的な意味がある(安保徹)

かゆみを解消するには、体の排泄反応を応援してあげること。体操や散歩などで、体を動かし、入浴で体を温めれば、血流がよくなって毒出しが進み、かゆみも治る(安保徹)

・消炎鎮痛剤を日常的に使う人は、慢性的な交感神経緊張状態に陥り、新たな病気に見舞われる。湿布薬を貼り続けると、不眠、便秘、高血圧になることが多い。その他、高血糖、胃もたれ、胸やけ、手足の冷え、頭痛、生理痛、便秘などの不調が起こる(安保徹)

・薬をやめた人ほど元気になる。病気の9割は「命にかかわらない病気」。自助努力で治せる。にもかかわらず、病気が治らないのは、薬に頼り、薬の害を受け続けるせい(岡本裕)



国民医療費は増大していくばかりです。税金泥棒(タックスイーター)にならないためには、むやみに医者にかからないことです。そして、慢性病にさせられないことです。

本書は、日本の医療制度の「常識」に反する内容ですが、どちらが賢明なる行為なのか、よく考えてみる必要があるのではないでしょうか。


[ 2013/07/21 07:00 ] 健康の本 | TB(0) | CM(1)
御茶ノ水に寄ったら探してみますね。

福家さんの紹介してくださる本は、参考になるものが多いです。

居住地付近は書店が減って、カフェやスーパーが増えてしまいました。

東大前は朝8時まで、ほとんど閉まっています。

夜型になったからでしょうか?
[ 2013/07/21 09:58 ] [ 編集 ]
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