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「・・・とは」の哲学

『お客さまの記憶に残るお店のリピーターをつくる35のスイッチ』眞喜屋実行

お客さまの記憶に残るお店のリピーターをつくる35のスイッチ (DO BOOKS)お客さまの記憶に残るお店のリピーターをつくる35のスイッチ (DO BOOKS)
(2012/07/25)
眞喜屋 実行

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商売の基本は、地道な作業になりますが、リピーターをつくることです。このリピーターについて詳しく書かれているのが本書です。

本書は、気づいているつもりなのに、忘れてしまっていることを再確認するのに最適です。その大切なことを一部要約して、紹介させていただきます。



・リピーターになりにくい状況。つまり、いい店なのに「いい店どまり」になる理由は、次の4つ。「1.他にもたくさんあるから」「2.思い出せないから」「3.忘れてしまっているから」「4.今でなくてもいいから」

・つながるとは、「心のつながり」「記憶のつながり」「モノでのつながり」の3つの方向で、いつでも行き来できるように「橋をかける」こと

・「モノでのつながり」とは、販促物・手法のこと。「1.来店のきっかけをつくる」「2.来店されないときでも、客との関係を深める」「3.客に思い出してもらう機会をつくる」ことが目的

・客が「集まる」ように販促すること。集客は、客を「集める」ことではない

・客と店の間で「心でつながる」ことが必要。そのつながりには濃度がある。「2人きりで遊びに行ける」くらいの関係になれば、かなり濃いつながり

・「心でつながる」要素は、「1.人柄(いい人だと思われる)」「2.商売人魂(提供者として信頼される)」「3.技術(提供する品質に満足・安心してもらう)」の3つ

・必要でないことを、あえて心を込めてやることで、他店の一歩先を行くことができる

・「お客さまのことを知っていますよ」ということを、さりげなく伝えること。「おっ!いらっしゃいませ」「今日は、何になさいますか」「いつも、ありがとうございます」など

・一番簡単で、一番大切なことは、お客さまの目を見ること。これができていないと、どんなに他のことを頑張っても何の意味もなくなる

・客に「また行きたいな」と思ってもらうような記憶には、「らしさ」と「よさ」が必要。「らしさ」とは、他の店とは違う、店独自の特徴。「よさ」とは、他店と比べて優れている部分

・「らしさ」を見つけるために、「商売をする上で大切にしていること」「絶対にやらないと決めていること」「自店にあって他店にないこと」「お客さまに喜んでもらっていること」「店のことが紹介されている言葉」を書き出してみること

・「よさ」を見つけるために、「お客さまが利用して、いいこと」「優れていること」「こだわっていること」「気をつけていること」「技術の高さを証明する数字」「表彰されたこと、受賞したこと」を書き出してみること

・記憶の性質を踏まえ、店の販促に活用していくための原理原則とは、「関連付け」「フォーカス」「繰り返し」「感情」「インパクト」「ライブ感」「参加」の7つ

・お客さまのアンテナに引っかかる言葉は、「好きなこと」「気になっていること」「必要にかられていること」「話題になっていること」「季節的に気になること」「体験したことのあること」「地域のものごと」。これらのことを想像して、言葉を探してみること

・意外なことは、インパクトがあり、記憶に残る。そして、人に言いたくなる。他の人が知らなくて、自分だけが知っていると、「優越感」を持ち、クチコミが発生しやすくなる

・店にいた証、体験した証を持ち帰ってもらえば、店を思い出してもらうチャンスとなる

・店からの情報も、いつも同じだったら見てもらえない。新しい情報だから見る理由になる。毎日違うネタを書くには、「天気ネタ」「趣味ネタ」「うれしいネタ」「失敗ネタ」「心配ネタ」「地域ネタ」「楽しいネタ」「話題ネタ」「季節ネタ」を参考にするといい

・店が提案できるきっかけの提案とは、「理由を明確にしたお得」「もう一回のきっかけ」「納得できる今の理由」「季節イベントに合わせたきっかけ」「新しいを知らせる」「今ある商品の新しい利用方法」「もっと深く楽しめる利用方法」

「次回来店の楽しみを想像してもらう」「更新情報を定期的にお知らせする」「条件を満たした方だけに特別な権利を渡す」ことも、きっかけの提案になる



本書をまとめると、「人柄」「魂」「技術」のある店が、「よさ」「らしさ」を客に伝えると繁盛するというものです。「よさ」「らしさ」を伝えることが先にあるのではありません。

「人柄」「魂」「技術」のある人が、本書を読めば、繁盛間違いなしではないでしょうか。


[ 2013/07/10 07:00 ] 営業の本 | TB(0) | CM(1)
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[ 2013/07/17 13:14 ] [ 編集 ]
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