とは考

「・・・とは」「・・・人とは」を思索

『8つの鍵』ロイス・クルーガー

8つの鍵8つの鍵
(2009/09/19)
ロイス・クルーガー

商品詳細を見る

本書のサブタイトルは、究極の富と幸せの原則です。豊かさの入口にある鍵の開け方を、8つの方法で示した書です。

よくありそうな本なのですが、著者の目のつけどころが秀逸で、参考になる点が多々ありました。これらの一部を、要約して紹介させていただきます。



・財産の中で、最も価値のあるものは、信念価値観知識才能スキルといったもの。このような財産があるからこそ、金銭的な富や幸福が生まれる。お金を超えた真の富は決して奪われることはないが、突然現れるものではなく、日々の努力がなければ築かれない

・幸福とは、「心の中から生まれた価値観のもと、生活を送ることで、自然と得られる喜びや平和」である

・素晴らしい人格の持ち主は、自身の選択によってもたらされた結果が良いものであっても、悪いものでもあっても、そこから逃げるようなことはない

・「偉大なリーダーは皆、自分の手柄を受け取らず、むしろそれを他人に与えるような人格の持ち主である」(ジェームズ・C・コリンズ)

・金銭的な富を得るためには、勤勉さが欠かせない。よって、富を求める人は、勤勉という法則、価値観を取り入れることが大切

・価値観を形成する要因は、「家庭」(愛を学ぶ)、「テレビ」(人生を向上させる番組を観る)、「宗教」(人生にプラスとなるものを見つける)、「インターネット」(膨大な量の情報から選ぶ)、「友人と社会」(良い友人を探し求める)の5つ

・内面的に豊かな人にとって、お金とは「基本的な人間の欲求や安らぎを満たすための交換手段の一つ」である

・金銭的な富を創造する資質を得たいと思っているときは、「倹約」が、あなたにふさわしい価値観および信念になる。裕福な人々のほとんどが質素である。倹約や質素は、彼らの核となる価値観である

・目標をつくる作業は、自分の人生の「地図」を下書きしているのと同じこと

・人が目的地にたどり着くには、正しい地図が必要。目標は人生における信念を達成するために不可欠のものであり、目的地へ向かうための交通手段の役割を果たしてくれる

・大切な信念と目標を、どこへでも持ち運びできる携帯ツールに取り込んでしまえばいい。携帯ツール(スケジュール帳、携帯電話、パソコンなど)をいつも手元に置き、心のコンパスに磁力を与えることで、信念と目標に向かって歩むことができる

・人間が集中できる目標の数は3つだけ。最大限に効率を高めたいのであれば、一度に一つのことだけに集中すべき

・目標達成に必要なエネルギーには、「肉体」(食事、運動、睡眠)、「脳」(刺激と休息)、「感情」(愛)、「精神」(貢献)という4つの側面がある。人は、エネルギーをたくさん持っている人に魅力を感じ、惹きつけられる

・自己中心的な理由で人と関係を築こうとしてはいけない。人間関係を築くための動機は、相手の利益を常に追求すること

・「その場にいない人に忠実であれ」。つまり、陰口を言わないこと。相手に欠点があると思うならば、正直に相手に話すこと。話しづらいことでも面と向かって伝えること

・望ましい結果を得るには、結果を計測することが不可欠。結果の計測は、やる気を引き出し、最終目標に到達するための原動力になる。通帳の残高でも、仕事の成果でも、計測することによって、「毎日進歩している」と実感すること

・人は善良な人を信用し、悪人は信用しない。だから、善良な人は、計り知れないほどの影響力と尊敬に値する力を持つことになる

・逆境は、人を成長させるだけでなく、謙虚な気持ちにもさせてくれる。逆境に追い込まれている状態では、これまでの問題解決の手法が通用せず、新しい方法を見つけなければならない

・人生というのは、「善い思い出」をつくる過程である



ただただ、常識的なことが、数多く書かれていますが、その「常識的なこと」が堂々と書かれている本は、信用できるものが多いと思います。

常識、王道、基本ほど、やり続けることが難しく、忍耐が必要です。その忍耐の大切さを教えてくれる書なのかもしれません。


[ 2013/02/26 07:01 ] お金の本 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL