とは考

「・・・とは」「・・・人とは」を思索

『今こそ読みたいガンディーの言葉』マハートマー・ガンディー

今こそ読みたいガンディーの言葉 ALL MEN ARE BROTHERS今こそ読みたいガンディーの言葉 ALL MEN ARE BROTHERS
(2011/09/20)
マハートマー・ガンディー

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ガンディーの本を、このブログで紹介するのは、「ガンディーからの問い」「ガンディーの言葉」に次ぎ、3冊目となります。

本書は、ガンディーの思想的、哲学的な言及が数多く掲載されています。じっくり読むのにふさわしい書です。それらを要約して、紹介させていただきます。



・自叙伝を書くのが私の狙いではない。ただ、私は真理を数多く実験してきているので、それについて語りたいと思うだけ。私の生涯は、実験にほかならない

・改革者は、改革しようとする相手に近づきすぎてはならない

教師がしないことはしなくてもいいという規則を、子供たちにこしらえた

・私が嘘つきならば、子供たちに真実を語れと教えても無駄だろう。臆病な教師は決して子供を勇敢に仕立てることはできない。また、自制を知らぬ人は、生徒たちに自制の価値を教えることは決してできない

・真っすぐな道からそれようとばかりして、目的地に着いた人はいない。正義が栄えるには、もと来た道を戻らなければならない

自発的貧困の理想の状態に到達した人たちは、人間は所有物をすべて放棄すれば、世界中の宝をすべて所有することになる、と証言している

・ならず者をやっつけると思って、私を射つのであれば、それはならず者に見える人を殺すのであって、本当のガンディーを殺すことにはならない

・生きとし生けるものと一体になるには、自己浄化が不可欠。浄化は伝染度が高いので、自己浄化をすれば、必ず自己の周囲を浄化することになる

・宗教とは、たくさんの枝の茂った一本の樹である。宗教は枝と見れば数多く、樹と見ればただ一つである

・真理とは、内なる声が語ること。だから、いろいろな人が種々矛盾した真理を考える

・人生は向上心であり、その使命は、自己開発という完全追求のための奮闘。自分に弱点や欠点があるからといって、理想を低下させてはならない

・私は下劣な人間かもしれないが、真理が私を介して語る時には無敵となる

・最高の道徳律は、人類の福利のために、たえまなく働くということ

暴力を用いて、欲深い人たちを追い払った人たちは、次には自らが、その敗北者と同じ病気に悩むことになる

・抗争の後に、憎しみが残らず、最後には敵を友に変えられることが、非暴力にとっての苛酷な試金石である

・悪はナショナリズムではなく、狭量利己主義排他性という近代国家の毒である

・私は特権独占が大嫌いだ。何であれ、大衆が参加できないものは、私にとってはタブーである

・資本は悪ではない。それを誤用することが悪である

・真の自主独立は、権力の獲得ではなく、濫用された権力に抵抗する力を皆が身につけることによってもたらされる

・人間が、現在の状態にまで到達したのは、個人主義を社会の進歩の要求に適合させることを学んだからである

・立派な運動はいずれも、無関心嘲笑非難抑圧尊敬という五つの段階を経る

・金よりも多くの真理を、権力や富の華麗さよりも大きな勇気を、自己愛よりも大きな人類愛を示すようになったとき、われわれの国は崇高な国になる

・真の芸術は、その創作者の幸福と満足と純粋さの証拠でなければならない



ガンディーはガンディーというキャラクターを演じていたのだと思います。そのキャラクターを一人歩きさせることで、インドという大国を改革しようとしたのではないでしょうか。

哲学者であり、宗教家であり、教育者であり、政治家であり、革命家であり、広告屋であった実践派のマルチタレントが、ガンディーだったのかもしれません。ということは、やはり天才だったのではないでしょうか。


[ 2013/02/01 07:03 ] 偉人の本 | TB(0) | CM(0)
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