ところで、私の友人で、ワイン好きの者がいます。彼は、自宅にワインセラー(保管庫)も持っています。まだ、飛行機への瓶やボトルの持ち込み規制がない時、海外で、1本1万円近いワインを数本買うのに付き合ったことがありました。
彼は、ワインを購入する際に、
・ヨーロッパの専門愛好家が地域別年度別のワイン銘柄を格付けした洋書本を片手に、
・醸造メーカーの地域(気候的条件)、ブドウの品種、醸造年度、ラベルのチェックをし、
・大手メーカーの量産品でないか?(中小の真面目な地元醸造ものがいいらしい)
・他のワインと混ぜ合わせをしていないか?(結構あるらしい)
・ステンレスの樽でつくり、匂いを木のチップで後つけしていないか?
といったことを念入りに店の人と話をしていました。
無名だけど、量を作らない、良質のワインを探し出し、(値段は1万円くらいだが、味は3万円相当のもの)それをすぐに飲むのではなく、何年も保管して、ワイン好きの、味がわかる仲間が集まった時に、皆で飲みながら、その味を品評し合うのが、最高の悦びらしいのですが・・・
私は、50歳以上のおばさま限定ですが、彼は、年齢を問わず、知的な大人の
女性にモテるのです。ワインを語らせたら、1日では終わりません。すごい「うんちく」です。
ワインの歴史、地理的特性、愛好家の国民特性、ワインを欲する人間とワインをつくるメーカーの欲望と心理、ワインに合う料理、コルクの話など、一つの学問体系になるくらいです。
この彼も今まで、相当なお金をワインにつぎ込み、時間をかけて、経験しながら知識を吸収していったので、本を読んで、身につけた、
付け焼刃の知識ではありません。
このように、金と時間をかけ、失敗を重ねて、一見、無駄なこと、無意味なことをしてきたと思えることが、人生の後半、人間関係を潤滑させる役目となり、大いに生きてくるような気がします。
会社で出世して、どんなに偉くなっても、定年を迎えると、肩書きがなくなり、偉そうにできなくなります。定年後も、少しだけ偉そうに見られる(一目置かれる)ためには、「うんちく」を語ることができる趣味を持っていることが重要だと思います。
その趣味ですが、男性なら、パチンコ、競馬、車、釣り、ゴルフ、写真、スポーツ観戦(格闘技系)、グルメ(日本料理系)など、女性なら、ファッション、インテリア、フラワーアレンジ、ドラマ鑑賞(恋愛系)、グルメ(スイート系)などに目が向いてしまいます。
この
男性が好むような趣味を女性が趣味にする
また、
女性が好むような趣味を男性が趣味にする
と
異性との会話が弾み、モテると思います。
しかし、どうしても「そんなのイヤだ!」と思われる方は、その中間系の
男女共通の趣味、例えば、先ほどの園芸、ワイン以外にも、
旅行、食べ歩き、ハイキング(軽登山)、歴史散歩、音楽・映画・美術鑑賞、カラオケ、陶芸、料理などから探すのがいいかもしれません。これらの趣味は、
夫婦共通の趣味になることが多いのです。
これからの時代、狭い地域の、ご近所さんに、自分を合わせながら、窮屈に交流するだけでは、老後は楽しくないと思います。老後の理想としては、夫婦共通の趣味を持ち、その趣味を通して、自分たち夫婦と感性の合う夫婦仲間を見つけ、「夫婦の輪」を広げていくことだと思います。
自分の好きなことを趣味にするのが一般的だと思いますが、少しだけ視点を変えて、趣味を通して、人と交流していくという考え方もありだと思います。動機が少し不純かもしれませんが、それをやっているうちに好きになってしまったら、それでOKだと思います。
異性にモテる趣味、夫婦共通の趣味(1)に もどる
***過去の記事タイトル一覧***