とは考

「・・・とは」「・・・人とは」を思索

マニュアルとは

1.マニュアルとは、
「気づくきっかけを与えて、その気にさせる資料」です

2.マニュアルとは、
「仕事の基本を教える大切な教科書」です。有料にしてもいいくらいのものです

3.マニュアルとは、
「本人にも作らせるもの」です。他人だけで作ったマニュアルは守ろうとしないからです

4.マニュアルとは、
「平常時に作成されたもの」です。緊急時には使い物にならないものです

マーケティングとは

1.マーケティングとは、
「情報によって、大衆の欲望を煽るもの」です。煽られてしまった人は、みんな貧乏になるものです

2.マーケティングとは、
「無知な人を『錯覚させ』『欲しくさせ』『高く買わせる』技術」です。そして、その企みを『気づかせない』巧妙な技術です

3.マーケティングとは、
「表には見えない『騙しの手口』のこと」です。人の弱さに上手くつけ込むという点では、詐欺と似ているものです

4.マーケティングとは、
「客の行動を観察することと、客の声を聴くことに尽きるもの」です

5.マーケティングとは、
「歴史と信用のない会社が、頼ってしまうもの」です。老舗には、マーケティングなど不要です

プレゼンテーションとは

1.プレゼンテーションとは、
「それを買えば、どんなメリットがあるのかを説明するもの」です。商品やサービスの説明は二の次です

2.プレゼンテーションとは、
「『この話、聞く価値あり』と思わせれば、成功したに等しいもの」です

3.プレゼンテーションとは、
「みんなの前でアイデアを発表し、賛同する仲間を募って、それをお金に換えていくこと」です

4.プレゼンテーションとは、
「身振り手振りを交えて説明しないと、伝わらないもの」です

5.プレゼンテーションとは、
「その場に行って、見て、聞いて、体験したことを話すもの」です。体験談は、臨場感があって、説得力があるものです

ブランドとは

1.ブランドとは、
「イメージアップを図るよりも、イメージダウンを避けることのほうが、維持するのに大事なもの」です

2.ブランドとは、
「元祖、初代、唯一を名乗らなくてはいけないもの」です。歴史と専門性が問われるのです

3.ブランドとは、
「中古品でも、高値にならないといけないもの」です。安く取引されては信用にかかわるからです

4.ブランドとは、
「世間が評価するもの」です。ブランドと認知された仕事や技術を持ちながら、謙虚に生きるのが最高の処世術です

表彰とは

1.表彰とは、
「給与では十分に評価できなかった人に対してするもの」です。そういう人が外されないように、表彰の基準を甘くしておくものです

2.表彰とは、
「同僚やメンバーからの評判を『賞』という形に換えて、讃えるもの」です

3.表彰とは、
「上位に惜しくもなれなかった人にするもの」です。業績とは、「上位の者だけに発表するもの」です。社内のやる気が高まるのは『表彰』のほうです

4.表彰とは、
「目利きの人が選ぶもの」です。審査員の質で、表彰の重みが変わってくるからです

評価とは

1.評価とは、
「高くなれば、注意するもの」です。批判されるか、真似されるか、災難がまもなくやってくるからです

2.評価とは、
「比較対象のあるものに対してなされるもの」です。それで、競争意識に火がつけられるのです

3.評価とは、
「数値とお金に変換されやすいもの」です。世間からの評価とは、そういうものです

4.評価とは、
「成長期には、加点法で行うもの」です。「円熟期には、減点法で行うもの」です

5.評価とは、
「される人で変わるもの」です。一般の人からの評価は気にせず、その道のプロからの評価を気にすることです

6.評価とは、
「客、上司、仲間だけでなく、他部署の人にも、するもの」です。数字の悪い部署で、腐らずに頑張っていれば、他部署から引き抜きがあるものです

7.評価とは、
「過去の自分に対してするもの」です。他人に対して、しないほうがいいものです

8.評価とは、
「無言の中にあるもの」です。相手の表情をじっくり見ていたら、良し悪しは判断できるものです

人の使い方とは

1.人の使い方とは、
「不安にさせて安心させ、火を点けて消す(マッチポンプ)こと」です

2.人の使い方とは、
「怒らないこと、無視しないこと、結果がすぐに出なくても、あきらめないことがコツ」です

3.人の使い方とは、
「サボる人間をサボれなくすること、サボらない人間をサボりやすくしてあげること」です

4.人の使い方とは、
「数値だけでなく、同僚や客の声も絡めて、評価してあげるのがコツ」です

人の動かし方とは

1.人の動かし方とは、
「強い相手には弱い顔を、弱い相手には強い顔を見せること」です

2.人の動かし方とは、
「相手の関心が、お金にあるのか、出世にあるのか、名誉にあるのか、異性にあるのかによって、違ってくるもの」です

3.人の動かし方とは、
「上の目だけでなく、横の目(仲間からの目)と客の目も使えば、うまくいくもの」です

4.人の動かし方とは、
「『夢の共有』『大義名分』『錦の御旗』を掲げることが大事なもの」です。ただし、このやり方がよく効くのは、最初だけです

人の嫌がる仕事とは

1.人の嫌がる仕事とは、
「手を抜いても怒られず、普通にやれば喜ばれ、きちんとやると誉められるもの」です。こんなにいい仕事はないものです

2.人の嫌がる仕事とは、
「誰もやりたがらない仕事」です。その仕事で、第一人者になれたら、競争が少ないので、高収入が得られるものです

3.人の嫌がる仕事とは、
「つまらないと思わずに、それを面白いと思えるようにするもの」です。仕事とは、ほとんどがそういうものです

4.人の嫌がる仕事とは、
「人材を輩出させるもの」です。そこから這い上がってきた人は、本当の実力者になるものです

判断とは

1.判断とは、
「ツイているときは、『感覚』でしていいもの」です。「ツキがなくなったときは、『理性』でするもの」です

2.判断とは、
「じっと見て、じっくり聞いて、きちんと調べて、するもの」です

3.判断とは、
「体験談や意見を聞いて、するもの」です。一つだけの体験談や一方的な意見だけでは、狂うものです

4.判断とは、
「その人の実力ではなく、外見や知名度でなされてしまうもの」です

5.判断とは、
「人を見る場合、学歴、経歴、肩書を見るよりも、直感のほうが正しいもの」です

6.判断とは、
「情が入り込むと、白黒をつけられなくなるもの」です。正しい判断をする人は孤独になるものです

7.判断とは、
「一晩寝て、再び同じように感じられたら、正しいもの」です。先延ばしするのも判断のうちです

8.判断とは、
「損得を重視するか、好き嫌いを重視するか、善悪を重視するか、時と場合によって、使い分ければいいもの」です

9.判断とは、
「芸術の審美眼のようなもの」です。いい判断ができるように、日ごろから、いいものを見て、聞いて、学んで、自己研鑚しておくものです

発明とは

1.発明とは、
「怠け者のアイデア」です。この世の中を変えてきたのは、怠け者たちです

2.発明とは、
「人間がラクしたいがために、考えた技術」です。辛抱と真面目は発明の敵です

3.発明とは、
「過酷な作業や危険な作業を減らすことに目をやることで生まれてくるもの」です

4.発明とは、
「何気なく見過ごしていることや破棄しているものに目をやることで生まれてくるもの」です

5.発明とは、
「生活での不満、不快、不安の解消に目をやることで生まれてくるもの」です

働く意欲とは

1.働く意欲とは、
「モノを買うのが好きで、借金している人がよく持っているもの」です

2.働く意欲とは、
「現在の報酬や肩書ではなくて、将来の報酬や肩書に比例するもの」です。つまり、働く意欲は、ニンジン次第ということです

3.働く意欲とは、
「学べる組織で、生まれてくるもの」です。向上心を刺激する仕事でないと、生まれてこないものです

4.働く意欲とは、
「会社の信用をバックに、大きい仕事を任され、多くの人を自由に使い、高収入も得ているときに、高まるもの」です

5.働く意欲とは、
「『親離れできない長男』よりも、『結婚しないと決めた女性』や『バツイチ子持ち女性』のような逃げ場のない人が高いもの」です

トップダウンとは

1.トップダウンとは、
「『廃止する』『撤退する』『損を切る』といった命令を出すこと」です。出すのは、つらいことばかりです

2.トップダウンとは、
「社員が嫌がることを命令するときに使うもの」です。ボトムアップとは、「社員の好むことを発表させるときに使うもの」です

3.トップダウンとは、
「予測能力の高い人しか、してはいけないもの」です。トップが予測能力を高める努力を怠れば、その組織は終わるものです

4.トップダウンとは、
「上意下達ということ」です。でも、それだけでは下に不満が溜まるので、『下の声を聞く』姿勢が必要です

トップ企業とは

1.トップ企業とは、
「業界や市場の規模を拡大する使命を負うもの」です。競争相手を潰す戦略を採っていいのは、二番手以下の企業です

2.トップ企業とは、
「常に競争相手の出方を注視するもの」です。自ら攻撃しないが、相手が攻撃を仕掛けてくれば、すかさず、やり返さないといけないものです

3.トップ企業とは、
「どうしても決断が遅くなるもの」です。小企業は、そこのところを突き、すき間の市場に奇襲攻撃を仕掛けるものです

4.トップ企業とは、
「小企業に仕掛けられたら、即座に反撃しないといけないもの」です。睨みをきかすだけでは、なめられるものです

得意技とは

1.得意技とは、
「戦うための手段ではなくて、勝つための手段として使うもの」です

2.得意技とは、
「これを出せば、ほとんどの勝負に勝てるというもの」です。これをチラつかせるだけで威力を発揮するものです

3.得意技とは、
「安定して勝つために不可欠なもので、飯のタネになるもの」です。これが見つかるまでが修行期間です

4.得意技とは、
「自分に合わないものを捨てて、でき上がっていくもの」です。つまり、捨てる勇気のない人は持てないものです

転職とは

1.転職とは、
「同業種で探すよりも、周辺業種で探すもの」です。そのほうが自分を高く売れるものです

2.転職とは、
「給料をベースに決めるもの」です。安い条件の先には行かないことです

3.転職とは、
「在職中にするもの」です。失業中にしようとしたら、求職先に足元を見られてしまうからです

4.転職とは、
「煩わしいのを覚悟の上で、ステップアップしようと考えている前向きな人にしかできないもの」です

忠誠心とは

1.忠誠心とは、
「それを誓ったほうが得になるから、そうしているだけのもの」です

2.忠誠心とは、
「お金をくれたら、以後誓うもの」です。「くれなかったら、以後誓わなくてもいいもの」です

3.忠誠心とは、
「あるふりをするもの」です。演技力をつけないといけないものです

4.忠誠心とは、
「その昔、忠誠なんかしていなかった人が説くもの」です

5.忠誠心とは、
「理不尽な命令を素早くやることで、その証しにするもの」です。つべこべ言わずに早くやれば、評価が上がるものです

6.忠誠心とは、
「組織の健全な批判精神を蝕んでいくもの」です。気がつけば、周りがみんなイエスマンになっているものです

7.忠誠心とは、
「依存心の強い偽善者ばかりを増やすもの」です。景気がいいときはいいけれど、悪くなれば、そんな組織は一挙に崩れてしまうものです

中小企業とは

1.中小企業とは、
「専業の人よりも、兼業複業できる人(何でもできる人)が望まれるところ」です

2.中小企業とは、
「人の嫌がることを引き受けることによって、存在できるもの」です

3.中小企業とは、
「どこにも頼めなくて困っていることを代行するのが、仕事のもの」です

4.中小企業とは、
「即、動き、即、儲けることが戦略になるもの」です。経営理念など、ないほうがいいものです

5.中小企業とは、
「形式ばった社員教育など必要ないもの」です。社長が、社員に働きぶりを見せて、手にとって教えればいいものです

チームワークとは

1.チームワークとは、
「チームの一人当たり利益が、個人の利益よりも大きく上回りそうなときに、組むもの」です

2.チームワークとは、
「戦いを有利に進めるために組むもの」です。自陣の『王』を守るチームと、敵陣の『王』を攻めるチームの編成のことです

3.チームワークとは、
「その中心に公共心が必要なもの」です。公共心という串が刺さっていないとバラバラになるものです

4.チームワークとは、
「『礼儀作法』『時間厳守』『整理整頓』がルールのもの」です。できの悪い子でも、このルールを叩き込めば、将来、食うに困らないものです