とは考

「・・・とは」「・・・人とは」を思索

鍛錬とは

1.鍛錬とは、
「自由になるための手段」です。束縛から解放されるために必要なものです

2.鍛錬とは、
「恐怖心をなくすために積むもの」です。鍛錬を積んでいる人は、もともと臆病な人が多いものです

3.鍛錬とは、
「野心のある人が、欲しいものを手に入れるために積むもの」です

4.鍛錬とは、
「他人と比較した途端に、怠けがちになるもの」です。目標とする自分と比較しないといけないものです

戦略とは

1.戦略とは、
「目標とゴールを設定していないと、立てられないもの」です

2.戦略とは、
「臆病者が練るもの」です。だから、臆病者が勝つものです

3.戦略とは、
「得意分野を最大限に活かそうとすることから生まれてくるもの」です

4.戦略とは、
「人事評価と人員配置から読みとれるもの」です。戦略とは、人の体系だからです

宣伝とは

1.宣伝とは、
「誰にでもわかる、いつでもわかる、意識しなくてもわかるように、訴えればいいもの」です

2.宣伝とは、
「短い言葉で何回も繰り返せばいいもの」です。長い言葉で一回だけ話しても、覚えてくれないもの」です

3.宣伝とは、
「秘密にして、少しだけほのめかすくらいでいいもの」です。そのほうが噂として広まっていくものです

4.宣伝とは、
「頭のいい人を対象にしても、ヒットしないもの」です。頭のよくない人に合わせるのが宣伝というものです

責任とは

1.責任とは、
「収入と一体のもの」です。お金にならないのに、責任だけとらされるのは、ハイリスクノーリターンです

2.責任とは、
「組織にがんじがらめに縛られている縄のようなもの」です

3.責任とは、
「『悪気はなかった』と言うことで、たいていは回避できるもの」です

4.責任とは、
「『私は』ではなく、『われわれは』という主語を使う人が、うやむやにするもの」です

成長企業とは

1.成長企業とは、
「目標と期限を気にする社長がいて、活気あふれる社員がバリバリ働いている会社」です

2.成長企業とは、
「社員の尻たたきをする社長がいるもの」です。無理難題の仕事を任せたり、新米を重要なポストに就けたりするものです

3.成長企業とは、
「伸びそうなものに乗っかった会社、伸びているものにあやかった会社」です

4.成長企業とは、
「広告をよく打つもの」です。広告は、社員がやらざるを得ない状況に追い込むものです

生産性とは

1.生産性とは、
「やめてしまう・なくしてしまう・捨ててしまうことで、高くなっていくもの」です

2.生産性とは、
「何人で仕事をすると、一番効率的なのかを考えることで、高くなるもの」です

3.生産性とは、
「高度な技術・優れた制度・整備されたインフラがないと、アップしないもの」です

4.生産性とは、
「金貸し(金融業)と土地貸し(不動産業)が高いのが世の常」です

5.生産性とは、
「先に、ホワイトカラーの職場効率を高め、それから、会社全体の効率を高めていくもの」です

6.生産性とは、
「アップすれば、賃金の上昇と労働時間の減少につながるもの」です。そうならないとしたら、誰かが搾取しているのです

成果主義とは

1.成果主義とは、
「『客の要望』よりも『上司の命令』が重視される制度」です。社員が客を大事にしなくなれば、組織は荒んでくるものです

2.成果主義とは、
「業績が悪いのは、みんな社員のせいにする制度」です。つまり、リストラしやすい制度です

3.成果主義とは、
「社員に『がんばれ』と言いながら、幹部たちは『がんばらなくてもいい』制度」です

4.成果主義とは、
「先に幹部に適用すべきもの」です。最後にヒラ社員に適用すればいいものです

人脈とは

1.人脈とは、
「頭を下げられる人ほど増えていくもの」です

2.人脈とは、
「メシを一緒に食うことで、増えていくもの」です。メシをあなどらないことです

3.人脈とは、
「つくるものではなくて、勝手にできてしまうもの」です。中身のない人に、人脈などできないものです

4.人脈とは、
「量より質のもの」です。質には、実績が必要です。しかし、短期間に質を上げるのは難しいものです

資料とは

1.資料とは、
「捨てられてはいけないもの」です。すぐに捨てられるのは、客のニーズを満たしていなかった資料です

2.資料とは、
「参考に使われるよりも、決断に使われるように、まとめるもの」です

3.資料とは、
「相手から質問されるように、関心を引く『ツッコミどころ』を散りばめておくもの」です

4.資料とは、
「自分のためではなく、上司のためにつくるもの」です。政治家のために資料をつくって、恩を売る官僚を見習うべきです

職業とは

1.職業とは、
「自分が求めるのは、『お金』なのか、『時間』なのか、『自由』なのか、『安定』なのか、『やりがい』なのか、順位を決めてから、選ぶもの」です

2.職業とは、
「サラリーマン、公務員、事業主といったくくりで、まずは考えるもの」です。サラリーマンしかないと、思い込まないほうがいいものです

3.職業とは、
「機械でできない仕事、機械をつくる仕事、機械をメンテナンスする仕事のどれかに就かなければ、将来的になくなっていく可能性が高いもの」です

4.職業とは、
「プロの誇りをもって、務めるもの」です。好きだけでは、務まられないものです

上達とは

1.上達とは、
「いい師匠に出会うことで、できるもの」です。いい師匠とは、教えることよりも、気づかせるのが上手な人です

2.上達とは、
「狭いところにいるからこそ、早まるもの」です。幅広く勉強しても、知識が増えるだけで、上達するのは遅くなるものです

3.上達とは、
「スランプに陥らなければ、自然としていくもの」です。川の淀みに入らないように、流れに身をまかせていればいいのです

4.上達とは、
「矛盾に耐えて、その辛抱をエネルギーに換えて、一段一段、上がっていくようなこと」です

修行とは

1.修行とは、
「欲張りで、怠け者で、不真面目な人がするもの」です。まっとうな人はやらなくてもいいものです

2.修行とは、
「感情をコントロールし、精神を落ち着かせられる人になることを目指すもの」です

3.修行とは、
「そのほとんどが内省によるもの」です。つまり、寝る前の反省や日記も立派な修行です

4.修行とは、
「清濁が混在する世に暮らしながら、濁に染まらずに生きていくこと」です

就職とは

1.就職とは、
「お金をいっぱい稼げる、自分に都合のいい会社を選ぶためにするもの」です

2.就職とは、
「業界ナンバー1シェアで、利益率も高く、資産も多い会社を選ぶべきもの」です

3.就職とは、
「変わりつつある世の中が見えていないと、進路を間違えてしまうもの」です

4.就職とは、
「自分と同じ匂いのする人が多い会社を選ぶべきもの」です。不平不満があっても乗りきれるからです

失業とは

1.失業とは、
「自分より安くて、能力の高い人が、他に現れたということ」です

2.失業とは、
「世の流れに、乗り遅れてしまったということ」です。巻き返しを図るのは容易ではないものです

3.失業とは、
「職を奪う側(機械、ロボット、電気、IT)にいれば、しないもの」です

4.失業とは、
「その恐怖によって、サービス残業や理不尽な労働に駆り立てられるもの」です。失業の恐怖は社員の自由を奪うものです

下請けとは

1.下請けとは、
「大企業による零細企業の支配」です。非正規社員とは、大企業正社員による支配です

2.下請けとは、
「元請けに隷属させられている業者」です。つぶされないためには、元請けの秘密や弱みを握ることです

3.下請けとは、
「得意先一社に100%のシェアを握られていること」です。つまり、言い値が通らないということです

4.下請けとは、
「元請けに100%買ってもらっているということ」です。営業費が0になることを考えれば、値を少々叩かれても、仕方ないものです

自己PRとは

1.自己PRとは、
「自分という作品を、自信を持って、セールスすること」です。恥ずかしく思ってはいけないものです

2.自己PRとは、
「自分のエピソードを伝説化して伝えること」です。クチコミで伝説は拡がるものです

3.自己PRとは、
「外部での噂を内部に伝え、内部で一目置かれるようにすること」です

4.自己PRとは、
「利己主義を隠して、利他主義をさり気なくアピールすること」です

資格とは

1.資格とは、
「その仕事で食べている人がどれだけいるかを、よく調べてから取るもの」です

2.資格とは、
「それがないと働けないものだけを取るもの」です

3.資格とは、
「取るのが楽なものには、ほとんど価値がないもの」です

4.資格とは、
「社会や他人への依頼心の強い人ほど取ろうとするもの」です。つまり、未熟な人ほど取ろうとするのです

5.資格とは、
「リストラされないように願う『お札』のようなもの」です

サービス業とは

1.サービス業とは、
「きつい、邪魔くさい、難しいことを嫌がる人がいるおかげで成り立っている仕事」です

2.サービス業とは、
「面倒くさがり屋をカモにする商売」です。手間ひまを惜しむ人を代行して、便利さと引き換えにお金を使わせる仕事です

3.サービス業とは、
「『ラクできるよ』『ラクしたらいいのに』と誘惑する商売」です

4.サービス業とは、
「怠け者をつくっていく産業」です。サービス業が増えすぎるのも困りものです

5.サービス業とは、
「引越し、掃除、葬儀、見合いなど、昔はカネで買えなかったもの」です。サービス業の発展で、人付き合いよりもカネの時代になったのです

6.サービス業とは、
「『口』『手足』『体』を動かす仕事」です。『体』を動かさず、『口』だけ動かす仕事はラクですが、その仕事に就くには勉強が必要です

7.サービス業とは、
「人間を観察、研究できる仕事」です。そう思えば、嫌なことも、我慢できるものです

8.サービス業とは、
「客と一対一の関係を続けていたら、小さくても生き残れるもの」です

9.サービス業とは、
「人と会った時間分だけ、一人になる時間が必要になる仕事」です

効率とは

1.効率とは、
「現場を観察し、分析することによって、高められるもの」です。データだけを見ても、高められないものです

2.効率とは、
「短期的なものよりも、長期的なものに重きをおくもの」です。『持続』は長期的効率です

3.効率とは、
「他業界のやり方を真似るか、先行業者のやり方を改良することで、高まるもの」です

4.効率とは、
「見切ることで高まるもの」です。時間、場所、モノ、カネなど見切れるものを、目を皿にして探すことです

5.効率とは、
「抽象的表現(いっぱい、たくさん、かなり等)を、具体的表現(何人、何個、何円、何秒、何坪、何%等)に換えることで、高まるもの」です