とは考

「・・・とは」「・・・人とは」を思索

広告とは

1.広告とは、
「バカな奴からカネを吸い上げるための手法」です

2.広告とは、
「商品を他者に依頼し、巧妙に自慢してもらう手法」です

3.広告とは、
「耳に訴えることが基本」です。目に訴えるよりも効果が大きいものです。さらに、何度も繰り返し、断言すると、効果はより大きくなるものです

4.広告とは、
「『自分はこう生きる』と決めた頑固な人には、効き目がないもの」です

5.広告とは、
「従業員を動かすのに都合がいいもの」です。『新しいものを入れろ』『残ったものを売り切れ』『売場をつくり換えろ』と、強制させるのです

攻撃とは

1.攻撃とは、
「敵の手薄なところへ仕掛けるもの」です。そうできなかった場合は、敵の予期せぬ時に一気に仕掛ければいいものです

2.攻撃とは、
「相手の弱点をつくもの」です。弱点だけに絞って攻撃すれば、カネも時間も要らないものです

3.攻撃とは、
「相手を怖じ気させて、主導権を握り、勢いの波に乗り、相手の力を発揮させないために、するもの」です

4.攻撃とは、
「チャンスが到来するまで、仕掛けてはいけないもの」です。それまでは、じっと待つべきです

講演とは

1.講演とは、
「聞いている人に映像が見えるように、話すもの」です。それには、自分も映像が見えていないといけないものです

2.講演とは、
「聞いてる人の頭の中に入り込んで話すもの」です。だから、聞く人の目を見て、微妙な『間』を取らないといけないものです

3.講演とは、
「体験と観察を積めば、面白く話せるようになるもの」です。巧みな話術よりも、数多くの体験と観察です

4.講演とは、
「実体験を章立てし、ツカミとオチを考え、少しの笑いを放り込めば、誰にでもできるもの」です

5.講演とは、
「前半に、話を引っ張り、後半に、話し切れない状態にするのがテクニック」です。話が早く終わりそうになって、あせるのを防ぐためです

交易とは

1.交易とは、
「経済活動の矛盾を調整するためのもの」です。交流とは、「人間活動の矛盾を調整するためのもの」です

2.交易とは、
「モノに『共通貨幣(通貨)』、情報に『共通言語・文字』、人に『共通規則(法律)』がなければ、成立しないもの」です

3.交易とは、
「商品価格差を交換すること」です。金融取引とは、「金利差を交換すること」です

4.交易とは、
「自給自足の不自由さを減らしてきたもの」です。それで、人は、職業も移動も時間も、自由になったのです

結果とは

1.結果とは、
「いいと思ってやったことならば、ダメであっても、しかたないとあきらめるもの」です

2.結果とは、
「欲求の強さ、意志の強さ、そして我慢強さによって、決まってくるもの」です

3.結果とは、
「数値化したほうがいいもの」です。結果を測ることは、目標を達成する力になるものです

4.結果とは、
「忙しい人に対しては、先に話すもの」です。「忙しくない人に対しては、物語のように、後まで引っ張って話すもの」です

計画とは

1.計画とは、
「理想であって、現実ではないもの」です。だから、現実が変わるごとに、計画は作り変えていくものです

2.計画とは、
「いつも作り直すもの」です。人は、計画を作り直すとき、反省するものです。よく反省する人が成長するのです

3.計画とは、
「修正を繰り返すもの」です。一度立てた計画を変更しないのは、計画を放り出したようなものです

4.計画とは、
「立てるときには鳥の眼、実行するときには虫の眼が必要なもの」です。マクロに予測し、ミクロに詰めていかなければ、達成は難しいものです

訓練とは

1.訓練とは、
「能力の劣る人たちに課せられるもの」です。その訓練をサボる人たちは、使いものにならないのです

2.訓練とは、
「身体を鍛えるだけではないもの」です。話を聞く、本を読む、観察するのも、すべて訓練です

3.訓練とは、
「自分の意思でやったものは、後でいい思い出として残るもの」です。誰かに命令されてやったものは、後で嫌な思い出しか残らないものです

4.訓練とは、
「仲間との連帯意識を生むもの」です。絆は、訓練が厳しければ厳しいほど、深まるものです

クレームとは

1.クレームとは、
「黙ってじっと聞いてあげるだけで、そのほとんどが解決されていくもの」です

2.クレームとは、
「溜飲を下げてあげないと、納まらないもの」です。クレームの行き場をつくってあげるべきです

3.クレームとは、
「下に直接ぶつけるものではなく、上に間接的にいやらしく言うもの」です

4.クレームとは、
「善良な人間ほど言わないもの」です。だから、善良な人間のクレームは、どんな小さなことでも、真面目に聞かないといけないものです

客の声とは

1.客の声とは、
「お困り・お悩み・ご不安から生じているもの」です。客の声を聞くのが、商売の基本です

2.客の声とは、
「最高のセールスコピーになるもの」です。そこには、買った理由があるからです

3.客の声とは、
「『来て話をしてくれる客』『来ても話をしてくれない客』『来てくれない客』のすべてから聞かないといけないものです

4.客の声とは、
「年齢、性別、住所、嗜好、来店頻度、単価を分析しながら、耳を傾けるもの」です

5.客の声とは、
「妨げている原因を見つけるのに不可欠なもの」です。ゴミの詰まった管を掃除しないと、流れが悪くなるのと同じです

6.客の声とは、
「社員のモチベーションアップとプライド維持につながるもの」です。社長の声は聞かなくても、客の声であれば、社員は素直に聞くものです

7.客の声とは、
「説教や理屈ではなかなか動かない従業員を動かすツールとして最高のもの」です

奇襲戦とは

1.奇襲戦とは、
「相手の穴を見つけ、その穴を攻め立て、大きく広げ、その穴から入り込む戦法のこと」です

2.奇襲戦とは、
「油断させる、ビックリさせる、イライラさせることで、不意をつく心理戦法のこと」です。敵の準備期間中を攻めるものです

3.奇襲戦とは、
「弱小企業の戦術」です。防衛戦とは、「大企業の戦術」です

4.奇襲戦とは、
「弱者が強者に勝つ戦法」です。でも、形勢が不利な場合、強者でも奇襲戦法で逆転を狙うべきです。奇襲戦法を用意するのがトップの仕事です

5.奇襲戦とは、
「一人の奇抜なアイデアから生まれる戦法」です。多数の同意からは生まれてこない戦法です

企業とは

1.企業とは、
「トップと幹部が、技術者以外の一般社員を競わせながら、運営していくもの」です

2.企業とは、
「競争の土俵に上がる社員を求めているもの」です。儲かっている企業は、社員を競争させることで利益が出ているからです

3.企業とは、
「自由を犠牲にする人を採用しようとするもの」です。だから、就職活動では、その演技をすればいいのです

4.企業とは、
「非正規社員をロボットのように扱うもの」です。本物のロボットがまだまだ高いので、非正規社員を雇っているだけの話です

5.企業とは、
「実績を上げた社員でも、そのノウハウを他の社員に教え伝えなければ、出世させないもの」です

6.企業とは、
「内部抗争を避けるために、全員納得の「高学歴」「血筋」「世襲」をトップ人事の条件に使うもの」です

7.企業とは、
「労働集約型から装置型へ変換していくもの」です。労働集約型で起業し、出た利益の大半を省力化に投資し、生き残りを図るのが正しい経営です

8.企業とは、
「新規参入のときは、大企業であっても、『局地戦』『奇襲戦』で戦うもの」です

9.企業とは、
「『ヒト(人材)』『カネ(資金)』『ワザ(技術)』が全部揃っていないもの」です。大企業でも、必ず手薄なところがあるものです

企画とは

1.企画とは、
「大衆の憧れと希望を、お金に交換させるアイデア」です

2.企画とは、
「怠惰で傲慢な大衆をヒントにして立案すると、当たりやすいもの」です

3.企画とは、
「受け入れられなくて当然のもの」です。だから、腐らずに、何度でも出し続けていくものです

4.企画とは、
「その実現方法まで考えておかないと、企画倒れに終わるもの」です。企画を立てるのが好きでも、その実現方法まで考える人は少ないものです

機械とは

1.機械とは、
「その発展と普及によって、人類の性格まで変えてしまったもの」です

2.機械とは、
「人類を進化させてきたもの」です。今や機械は人間の身体機能の一部になっているものです

3.機械とは、
「資本のようなもの」です。機械は、人件費削減の『打出の小槌』だからです

4.機械とは、
「昔は、人間の代わりだったもの」です。今は、人間が機械の代わりのものです

5.機械とは、
「それを扱える人がいないと作動しないもの」です。つまり、どんな時代になっても、エンジニアは失業の心配がないということです

改善とは

1.改善とは、
「見切るものを発見し、すぐに見切ること」です

2.改善とは、
「客が教えてくれるもの」です。商品やサービスが長年改善されていなければ、それは、客の声を聞いてない証拠です

3.改善とは、
「反省しない人にはできないもの」です。反省しない人がするのは、提案だけです

4.改善とは、
「『やれ』と言われない限り、誰もやろうとしないもの」です。改善の成否ははトップの命令次第です

会議とは

1.会議とは、
「現場で起きている事実を持ち寄って、それをメンバーと共有するところ」です。リスクを回避するのに役立つものです

2.会議とは、
「キーとなる人物に先に話してもらい、その後にみんなが話し合うとうまくいくもの」です。キーとなる人物が欠席ならば、会議は中止すべきです

3.会議とは、
「自分の意見を発表せず、最後に、みんなの意見をまとめて発表すれば、自分への評価が上がるもの」です

4.会議とは、
「リーダーが意思決定し、誰が何をいつまでにするかの実行計画まで立ててしまうところ」です。それをしないと単なる座談会で終わるものです

おもてなしとは

1.おもてなしとは、
「来てくれた人を不愉快にさせないこと」です。それだけで十分です

2.おもてなしとは、
「座持ちをよくすること」です。そのためには、礼儀作法や心遣いだけでなく、ユーモアを交えた会話も必要になるものです

3.おもてなしとは、
「顔と口以外でもできるもの」です。紙に書いて、手渡すのも、立派なおもてなしです

4.おもてなしとは、
「かまわれたい人たちがいるのと同時に、かまわれたくない人たちもいることに気づいて行うもの」です

おすすめとは

1.おすすめとは、
「客に得をさせるもの」です。押し売りとは、「客に損をさせるもの」です。押し売りなのに、おすすめと言っている人が多いのは、困りものです

2.おすすめとは、
「情報氾濫時代の良きガイドになるもの」です

3.おすすめとは、
「客に好きになってもらうための誘い」です。不純な気持ちが見えてはいけないものです

4.おすすめとは、
「今のベストと思うことを客に語ること」です。自分に邪な気持ちがなければ、たとえ間違っていても、客は許してくれるものです

嫌なこととは

1.嫌なこととは、
「一生困らないカネがあれば、拒否できるもの」です

2.嫌なこととは、
「お金をもらえなければ、できないもの」です。たとえ、一回だけできたとしても、続かないものです

3.嫌なこととは、
「誰にも語らないもの」です。いいこととは、「みんなに語らずにおれないもの」です

4.嫌なこととは、
「誰もが嫌なこと」です。だから、嫌なことは、ビジネスにおいて宝の山になるのです

意見とは

1.意見とは、
「大勢の人からよりも、少数の有識者に絞って聞いたほうがいいもの」です

2.意見とは、
「遠くの、自分のことを知らない人よりも、近くの、自分のことをよく知っている人に聞いてみるもの」です

3.意見とは、
「実業で汗水流して働いている人に聞くもの」です。「虚業で安定収入を得て暮らしている人には聞かないもの」です

4.意見とは、
「理想主義者ほど、極端に走る」ものです。極端な意見は鵜呑みにしてはいけないものです

5.意見とは、
「自分の考えの正しさを確認しながら、自己を確立するために、聞くもの」です。自分に役に立たない意見は聞き流すものです

6.意見とは、
「言うべきもの」です。しかし、「決定が下されたら、何も言わずに従うもの」です。これが社会の掟です

7.意見とは、
「誰も聞きたくはないが、誰もが言いたいもの」です。だから、「言わないほうがいいもの」です

8.意見とは、
「そこに嫉妬の感情があれば、悪口や批判になっていくもの」です

アドバイスとは

1.アドバイスとは、
「希望を与えないといけないもの」です。相談者を暗い表情で帰らせてはいけないものです

2.アドバイスとは、
「悩んでいる人の話をじっくり聞いてあげて、整理してあげるだけでいいもの」です

3.アドバイスとは、
「何度もしてはいけないもの」です。たまにするくらいで、ちょうどいいものです

4.アドバイスとは、
「相談者に誠実に対処するもの」です。アドバイスに乗じて、モノを売りつけようなどと考えるのは不謹慎です

5.アドバイスとは、
「理解者でない人の漠然としたものには、従わないこと」です。良き理解者のアドバイスにだけ、従うものです