(業者) | (顧客ターゲットなど) | (手法例) |
ペットショップ | 飼育する犬種猫種で客を分類 | 小型犬と猫を飼育する客に特化 |
薬局 | 職業別に客を分類 | 肉体労働従事者に慢性疲労薬の提案 |
呉服業者 | 顔の形、体型別に客を分類 | 顔の形、体型に合う着物を提案 |
服飾雑貨店 | 客の好きな色を分類 | 好きな色に合った商品を提案 |
フラワーショップ | 仏壇の有無 | 花購買額の多い長男夫婦に特化 |
家庭雑貨店 | 年金受給者 | 年金支給日後に、必需品のセール |
陶器店 | 飲食店業種分類 | 食器使用枚数の多い和食提供店に特化 |
太陽光発電業者 | 県庁勤務者など | 環境を推進する職場で働く、給与の安定したサラリーマンに特化 |
二十四節気をご存知でしょうか?二十四節気という言葉は知らなくても、
立春(2/4)、春分(3/20)、夏至(6/21)、大暑(7/23)、秋分(9/23)、冬至(12/22)、大寒(1/20)などの言葉はよく耳にされていると思います。
でも、啓蟄(2/5)、穀雨(4/20)、芒種(6/5)、霜降(10/23)などの言葉は、余り耳にされていないかもしれません。
二十四節気とは、1年を24(1ヶ月を2)に分けて、季節の変わり目を24の言葉で示したものです。もともと、二十四節気は、生活暦としてだけでなく、農業暦としても活用されてきたものです。
どうも、日本人には、この年24回(月2回)の変化を、季節感として感じるDNAが、体に刻み込まれているように思えます。
販促カレンダーで、販売企画を立てる時も、売場企画を立てる時も、年に24回変わるように、計画することが多いのです。
「2週間ごとに、変化する(変化しているように見える?)こと」が、日本では、商売の秘訣になるのかもしれません。
ところで、私は、京都が好きで、年に数回訪れます。社会人になってから、100回近くになっていると思います。
京都には、魅力的な神社仏閣、観光施設が数多くあります。しかし、それらの名所旧跡巡りだけなら、いくら京都といえども、20回くらいで飽きてくると思います。
しかし、いまだに、飽きないのです。これは京都の「奥深さ」が醸しだすものだと感じています。
その「奥深さ」とは何か?と考えましたら、それは、京都人の知恵として、住んでいる者が、飽きないように、歴史を重ねながら、編み出してきた行事が大きな要因ではないかと思いました。
京都には、さまざまな年中行事があります。
1月上旬 | 初詣、初釜(お茶会) |
1月中旬 | 厄除け |
2月上旬 | 節分(追難式) |
2月下旬 | 梅花祭(観梅) |
3月上旬 | ひな祭り |
4月上旬 | お花見 |
4月上旬 | 花まつり(釈迦の生誕) |
4月中旬 | 都おどり |
5月上旬 | 鴨川おどり |
5月上旬 | 流鏑馬神事 |
5月中旬 | 葵まつり |
6月上旬 | 薪能 |
7月上旬 | 七夕 |
7月中旬 | 祇園祭り |
8月中旬 | 五山送り火(大文字) |
9月下旬 | お月見 |
10月下旬 | 時代祭 |
11月下旬 | 紅葉狩り |
12月下旬 | 除夜の鐘、おけら詣り |
その他 | 壬生狂言、東寺弘法市、鴨川貴船の川床など |
Author:多角つつむ
経営コンサルタントをリタイア
趣味:歴史散策,読書