とは学

「・・・とは」の哲学

偏見とは

1.偏見とは、
「知らず知らずのうちに、人や物を評価していること」です。そのほとんどが、幼少期に教えられたことによるものです

2.偏見とは、
「自分に損を与えそうな人にするもの」です。「得を与えてくれそうな人にはしないもの」です

3.偏見とは、
「自己正当化の裏返し」です。臆病者によく現れる症状です

4.偏見とは、
「発言者の言葉の端々に出てくるもの」です。隠そうとしても、すぐにわかるものです

文章とは

1.文章とは、
「目の前に人がいると思って、話しかけるように書くもの」です

2.文章とは、
「誰かに向かって書くもの」です。書く対象を明確にしないと、書けないものです

3.文章とは、
「映像を目に浮かべて、その状況を克明に書き記すもの」です

4.文章とは、
「思いついたことを一気に書き上げ、後で修正すれば、うまく書けるもの」です

5.文章とは、
「義憤がないと、すらすら書けないもの」です。怒りは文章を書くエネルギーです

6.文章とは、
「それが単純であればあるほど、感情的であればあるほど、強く伝わっていくもの」です

7.文章とは、
「短く、リズムよく、起承転結にまとめるもの」です。文章は読まれてナンボのものです

秘密とは

1.秘密とは、
「絶対に漏れるもの」です。秘密を打ち明けた人のほうが悪いのです

2.秘密とは、
「漏らしてしまったら、事実以外の部分も付け加わって、大きく膨らんでいくもの」です

3.秘密とは、
「全部明かしてはいけないもの」です。まだ何かありそうだ、下手に手を出せば反撃されそうだ、と思わせておくものです

4.秘密とは、
「聞いてもいけないし、話してもいけないもの」です。秘密を共有することは、行動や運命も共有することを意味するのです。危険です

話し合いとは

1.話し合いとは、
「時間を割くメリットがありそうだから、するもの」です。メリットのなさそうな人とは、しないものです

2.話し合いとは、
「言い争いの後にするもの」です。最初から話し合おうなどと思うと、不利になるだけです

3.話し合いとは、
「わかりあえない人同士が、わかりあおうとすること」です。根気が要るものです

4.話し合いとは、
「一般化、単純化、客観化する努力が必要になるもの」です

話とは

1.話とは、
「大勢の前でも、一対一で語りかけるようにするもの」です

2.話とは、
「目(色、明るさ、大きさ、動き)、耳(音、声、音楽)、鼻(におい、香り)、口(味、甘苦酸辛)、手(温度、柔かさ、感触)の五感を駆使するもの」です

3.話とは、
「相手の目に浮かぶように語り、緊張させながら進め、最後に『落とす』もの」です。オチがないと締まらないものです

4.話とは、
「落語の謎かけのように、『・・・とかけて』で間をおき、『その心は・・・』でオチをつければ、聞き手は知りたくなるもの」です

5.話とは、
「額面通りに受け取ってはいけないもの」です。人は、力がないとき、強気の発言をし、力があるとき、弱気の発言をするからです

6.話とは、
「自慢話と、くどい話が嫌われる代表格」です。老いてくれば増えてくるので、注意が必要です

ほめ上手の人とは

1.ほめ上手の人とは、
「相手の微妙な変容をほめる人」です。観察力が高くないと、ほめられないものです

2.ほめ上手の人とは、
「相手の持ち物をほめる人」です。服、車、美術品、ペット、花、学歴、出身地等に詳しいと、人の心を開かせられるものです

3.ほめ上手の人とは、
「相手のセンスの良さやこだわりをほめる人」です

4.ほめ上手の人とは、
「間接的にほめる人」です。『○○さんがほめていた』ということ知ると、うれしくなって、その人のことを好きになるものです

5.ほめ上手の人とは、
「聞き上手の人のこと」です。相手の自慢話にうなづいてあげるのは、ほめているのと同じことです

6.ほめ上手の人とは、
「別れ際に、ねぎらいや感謝の言葉を口にする人」です。これができると温かい人、できないと冷たい人と呼ばれるのです