とは考

「・・・とは」「・・・人とは」を思索

都市とは

1.都市とは、
「誠実に別れることが求められるところ」です。田舎とは、「誠実に付き合うことが求められるところ」です

2.都市とは、「顔が広い人が得するところ」です。都市では、親友よりも知り合いの数が多いほうが得するものです

3.都市とは、
「コミュニケーションが苦手な人にはつらいところ」です

4.都市とは、
「田舎を捨てた人が依存するところ」です。逃げ場所としてはいいところです

5.都市とは、
「ハレの世界」です。田舎とは、「ケの世界」です。都市で暮らそうとしたら、ケの世界を家庭に求めるべきです

6.都市とは、
「仕事の『分業』と、モノやサービスの『市場』によって、発展してきたもの」です

7.都市とは、
「生産活動から消費活動に、市民の思考が入れ変わったとき、大きく発展するもの」です

8.都市とは、
「産業圏ではなくて、生活圏のこと」です。だから、拡大し過ぎたら、移動が不自由になり、不便が生じてくるもの」です

中央集権とは

1.中央集権とは、
「自分らのやり方が一番と考えている人たちで運営される政治機構のこと」です

2.中央集権とは、
「独裁主義と官僚主義のあらわれ」です。先行き恐ろしいものです

3.中央集権とは、
「地方の文化や個性を潰していくことで、実現するもの」です

4.中央集権とは、
「社会主義ということ」です。地方分権とは、「民主主義ということ」です

5.中央集権とは、
「強い通貨と強い軍隊を持つために必要となる制度」です

秩序とは

1.秩序とは、
「均衡し合う力によって保たれているもの」です。どちらかが、強くなっても、弱くなってもいけないものです

2.秩序とは、
「報いの少なさと、希望の持てなさによって、保てなくなるもの」です

3.秩序とは、
「利害によって、捨て去られるもの」です。カネのチカラは恐ろしいものです

4.秩序とは、
「酒とバクチと宗教で不満を吸収することで、維持されるもの」です。この世には、ハケ口というものが必要です

正しさとは

1.正しさとは、
「わかっているけどなかなかやれないもの」です。楽しさとは、「わかっているけどやめられないもの」です

2.正しさとは、
「我欲と不安がなくなった人だけが発言できるもの」です。そんな人、滅多にいないものです

3.正しさとは、
「人により、時代により、国により、違ってくるもの」です。正しさを絶対なるものと考えないことです

4.正しさとは、
「時間が経ってもまだ正しいと思えたら、間違いないもの」です

5.正しさとは、
「人を苦しめるもの」です。同時に、正しくないことも人を苦しめるものです。つまり、正しさの概念から解放されないと、楽になれないものです

6.正しさとは、
「自分が不利益を被りそうだから、主張しているもの」です。正しさは、卑しさの裏返しです

7.正しさとは、「主張すれば、人を傷つけるもの」です。努力とは、「強制すれば、人を苦しめるもの」です。正しさと努力を押しつけてくる人には近寄らないことです

多数決とは

1.多数決とは、
「議論するのが面倒くさいと思っている人ほど、すぐに採ろうとする決定方法」です

2.多数決とは、
「多数者が少数者をよそ者にしても許される制度」です

3.多数決とは、
「正しさを表すものではないもの」です。でも、多い方に付いていれば、得することだけは確かです

4.多数決とは、
「その時代の社会情勢や風潮に影響を受けてしまうもの」です

5.多数決とは、
「平常時にはうまく機能するもの」です。異常時には、賢いリーダーの独断と実行力が必要です

大義名分とは

1.大義名分とは、
「人の目を輝かせるもの」です。やる気を起こさせるには、『世のため、人のため』というお題目が必要です

2.大義名分とは、
「損得勘定で動いている人を、損得抜きで動かす大きな力になるもの」です

3.大義名分とは、
「大勢の人を一度に動かすのに、必要不可欠のもの」です

4.大義名分とは、
「意見のくい違いを減らすために使われるもの」です。大義名分に酔った人は、自分をなくしていくからです

敵とは

1.敵とは、
「自分の心がつくるもの」です。心の持ちようで、敵は味方にもなるものです

2.敵とは、
「自分に害を与え、毒になる奴のこと」です。害にも毒にもなっていない奴は、敵とは言えないものです

3.敵とは、
「いてほしくはないが、時にはいてくれないと困るもの」です。味方とは、「いてほしいが、ずっといられても困るもの」です

4.敵とは、
「不利益を与えてしまった人のこと」です。味方とは、「利益を与えてきた人のこと」です

5.敵とは、
「大きくさせてはいけないもの」です。成長の芽を摘み取っていたほうがいいものです

6.敵とは、
「簡単にできてしまうもの」です。味方とは、「簡単にはできないもの」です

7.敵とは、
「しっかり守ってさえいれば、自ずと疲弊してくるもの」です。攻め急ぐ必要はないものです

力のある人とは

1.力のある人とは、
「大胆さと下品さを併せもっているもの」です。大胆さが勝つか、下品さが勝つかは、その人次第です

2.力のある人とは、
「非常に良い点が一つだけあり、後は総じてそこそこ良いという人」です。良い点が平均的にある人ではないものです

3.力のある人とは、
「『何とかせい!』と言われたら、何とかする人」です。力のない人とは「、『失敗してもいいぞ!』と言われないと、何もできない人」です

4.力のある人とは、
「あり合わせのもので、いいものをつくる人」です。完璧に揃わない中で、いいものをつくり出すのが、力というものです

5.力のある人とは、
「命令する人になるか、命令されない人になるかのどちらか」です。つまり、社内で出世するか、独立して生きていくかのどちらかです

度胸とは

1.度胸とは、
「覚悟を決めた人でないと、つかないもの」です

2.度胸とは、
「プライドと自信がないと、つかないもの」です。度胸をつけるには、自信過剰になるくらいでちょうどいいものです

3.度胸とは、
「目標に向かって、まい進している人につくもの」です

4.度胸とは、
「安心できる場所や安心できる人に囲まれていたら、つかないもの」です。つけるには、武者修行に出ることです

堕落とは

1.堕落とは、
「カッコをつけていた人が、後ほどに受ける罰」です

2.堕落とは、
「慢心によって起こるもの」です。慢心とは、カネの多さ、地位の高さ、自我の強さ、から生じるものです

3.堕落とは、
「運やおかげを自分の実力だけだと勘違いしたときから始まるもの」です

4.堕落とは、
「だらだら落ちていくのが一番ダメなもの」です。一気に、底まで落ちれば、後は上昇していくだけなので、楽になれるものです

泥臭い人とは

1.泥臭い人とは、
「きれいごとを言わないもの」です。世の中、きれいごとだけでは治まらないので、泥臭い人がリーダーに推されることになるのです

2.泥臭い人とは、
「付き合いが長く続くもの」です。清廉潔白な人とは、「付き合いが短く終わるもの」です

3.泥臭い人とは、
「今いる場所で、自分の道を見つけて、不平も言わずに頑張っている人」です。鈍感が長所になっている人です

4.泥臭い人とは、
「歳をとるごとに、『いい顔』になっていくもの」です

努力家とは

1.努力家とは、
「努力する以外に能がない人」です。悲しいけれど事実です

2.努力家とは、
「社会が安定しているときは報われるもの」です。しかし、「社会が不安定になれば損ばかりするもの」です

3.努力家とは、
「その先にあるラクのために我慢できる人のこと」です。人間は誰でも努力家です

4.努力家とは、
「無駄な努力をしないで、努力している人」です。無駄な努力をしている人は、ただの頑張り屋さんです