とは考

「・・・とは」「・・・人とは」を思索

扇動とは

1.扇動とは、
「感情に訴えて、大衆をそそのかそうとすること」です。扇動家は、そそのかせることに失敗すれば、素早く逃げていくものです

2.扇動とは、
「希望的なウソをつき、人を騙すこと」です。ウソとわかるまで、責められないので、堂々としているものです

3.扇動とは、
「人に目標を与えて、嫉妬を吹きこむこと」です。それによって、強欲な人間に変身させることができるからです

4.扇動とは、
「人々の『怒り』の気持ちに火を点ける行為」です。火を点けられないように用心することです

戦争とは

1.戦争とは、
「自分の考えを押しつけ合う頑固な国同士の喧嘩」です

2.戦争とは、
「勝つことが目的ではなくて、平和な世の中をつくることが目的のもの」です。戦わない戦争もあるものです

3.戦争とは、
「経済力と軍事力と技術力を、情報力と広報力によって高めて、戦わずして勝ちに持ち込めればいいもの」です

4.戦争とは、
「『武力』『情報力』『経済力』の3つで大勢が決まるもの」です。その中で、最もコストパフォーマンスが高いのは、『情報力』です

5.戦争とは、
「食料とエネルギーを国民に提供することを怠った国が起こすもの」です。戦争を避けるためにも、食料とエネルギーは確保しておくものです

6.戦争とは、
「得をしている人(既得権者)が、得を奪われたくないので、するもの」です。得していない人は無理に参加しないほうがいいものです

先進国とは

1.先進国とは、
「科学技術のレベルが高い国」です。社会の発展は、科学技術に依存しているものです

2.先進国とは、
「個人の力を組織に取り込むことに成功した国」です。つまり、マネジメントが優秀な国です

3.先進国とは、
「『労働時間当たり所得』が高い国」です。国民がガツガツしていないものです

4.先進国とは、
「『上流2割、下流8割』の格差社会になっても、下流が食っていける国」です

5.先進国とは、
「民衆の欲が強い国」です。後進国とは、「支配者の欲が強くて、民衆の欲が弱い国」です

全員一致とは

1.全員一致とは、
「情報化が進んだ現代は、疑わないといけないもの」です。それは、一人の言ったことが、全員に伝わっただけだからです

2.全員一致とは、
「われ関せずということ」です。何の気持ちも入っていない意見です

3.全員一致とは、
「不遇なもの、貧しいもの同士が一致した意見ということ」です

4.全員一致とは、
「議論の終わりを意味するもの」です。全員が同じ考えなど、あり得ない話だからです

善とは

1.善とは、
「親切な行為」です。おせっかいな行為は、善ではなく悪です

2.善とは、
「相手の役に立っていても、自分の役にはあまり立っていないこと」です

3.善とは、
「止むを得ず、行うもの」です。悪とは、「止むに止まれず、行うもの」です。善も悪も、切羽詰まって、行うものです

4.善とは、
「そこに勇気と責任が伴っていなければ、むしろ、害を及ぼすもの」です

世論とは

1.世論とは、
「『世の中、不公平だ』と思っている人たちの意見」です

2.世論とは、
「誰かの意見が拡がって、多数の意見になったもの」です。個々人が自分で考えた意見を集めたものではないものです

3.世論とは、
「政治の世界では、支配者の意見ということ」です

4.世論とは、
「他国や他地域と大きく違う場合は、誰かが洗脳しようとしていると見ていいもの」です

世間体とは

1.世間体とは、
「少しだけ気にするもの」です。全く気にしなくなると、自堕落な人間になってしまうからです

2.世間体とは、
「将来に渡っても、利害関係が発生しそうになければ、無視してもいいもの」です

3.世間体とは、
「恥の精神のこと」です。嫉妬の気持ちと同様に、人間の感情を複雑にしているものです

4.世間体とは、
「小さな集団の中においては、法律と同じはたらきをするもの」です

世間とは

1.世間とは、
「目に見えるものを評価するところ」です。人の価値を内面で評価できる人なんてほとんどいないからです

2.世間とは、
「成功すること、出世すること、友達が多いこと、若く見えることを、いいことと考えているところ」です

3.世間とは、
「個人の生き方を邪魔してくるもの」です。常識とは、「個人の考え方を否定してくるもの」です

4.世間とは、
「人の向上心を奪ってしまうもの」です。世間に迎合すると、安易に流されていくのがオチです

5.世間とは、
「自分を演じるところ」です。家庭とは、「自分をさらけ出すところ」です

政治とは

1.政治とは、
「現在の不幸と、30年後の幸福を同時に論じ合わないといけないもの」です

2.政治とは、
「大衆の意見を代弁しているように見せる技術が要るもの」です

3.政治とは、
「情に優る理想主義の『政治家』と、理に優る現実主義の『官僚』とが戦い合っているもの」です

4.政治とは、
「格差拡大を防ぐためにあるもの」です。つまり、社会を安定させるためにあるものです

5.政治とは、
「独裁者が権限を持つ『独裁主義』、官僚が権限を持つ『官僚主義』、政治家が権限を持つ『民主主義』の何れかになるもの」です

6.政治とは、
「カネとチカラをちらつかせる『声のデカイ』人の意見が通りやすいもの」です

7.政治とは、
「税を見ればわかるもの」です。累進課税が増えれば、大衆よりの政治。一律課税が増えれば、富裕者よりの政治です

8.政治とは、
「経済を支配しようとするもの」です。政治権力ににらまれたら、商売はできなくなるものです。商売人は、目立たず、地味に生きることです

真実とは

1.真実とは、
「常識と言われている中にあって、少し違和感を覚えるところに、隠れているもの」です

2.真実とは、
「事実をより深く、探り、えぐり、掘り下げることで、見出せるもの」です

3.真実とは、
「証拠と確証資料をたくさん集めた人にしか主張できないもの」です

4.真実とは、
「偉くない人が語るもの」です。偉くなったら、真実など安易に語れないものです

5.真実とは、
「後の人が決めるもの」です。だから、今はあまり語らずに、文章にしっかり残しておけばいいものです

常識とは

1.常識とは、
「安定したところでは役に立つが、不安定なところでは役にたたないもの」です

2.常識とは、
「時と場所が違えば、通用しなくなるもの」です。むやみに信じ込むのは危険です

3.常識とは、
「時代とともに変わっていくもの」です。だから、とらわれたら損です

4.常識とは、
「範囲の中で適用されるもの」です。地域、時代、世代によって、常識が変わるのは当然です

儒教とは

1.儒教とは、
「権力者が民を支配しやすいように作らせた道徳」です

2.儒教とは、
「身分の低い人が高い人に服従するのが当たり前という、権力者にとってありがたい教え」です

3.儒教とは、
「上の者への服従が正しいという教え」です。長期支配を目論む人には都合がいいものです。日本人の精神は儒教によって蝕まれているのです

4.儒教とは、
「権力者に擦り寄る『偽善者』を数多く生む教え」です。日本人に偽善者が多いのは、儒教のせいです

主義とは

1.主義とは、
「事例やデータで実証できないことを、理屈でこねたもの」です

2.主義とは、
「ポエムであり、ロマン」です。つまり、自己陶酔の好きな人が使うものです

3.主義とは、
「敵か味方かを鮮明にするために必要な言い回し」です

4.主義とは、
「自分は恵まれていないと思っている人を動かすのに、都合のいい言い回し」です

5.主義とは、
「インターネットが普及する前、起死回生を狙う人たちが使っていた屁理屈のこと」です

自由な社会とは

1.自由な社会とは、
「『一度は大目に見てくれる』社会」です。許してくれる度量のある社会です

2.自由な社会とは、
「厳しい規則があるもの」です。しかし、その厳しい規則以外は何をしてもいいところです

3.自由な社会とは、
「分権が進んで、個々の意思決定が尊重されやすい社会」です。民主主義が機能している社会です

4.自由な社会とは、
「多くの中から選択できる社会」です。成功するのも失敗するのも、選んだ本人次第です

社会主義とは

1.社会主義とは、
「指導者が独裁者になり、権力を握ってしまう恐れのある政治体制」です

2.社会主義とは、
「個人を否定し、全体への忠誠を誓わせる政治体制のこと」です。民主主義とは、「個人を肯定する政治体制のこと」です。正反対のものです

3.社会主義とは、
「個人主義と自由主義を目の敵にするもの」です。だから、社会主義者に悪く言われるのは、いつの時代も商人(企業)です

4.社会主義とは、
「政治>経済の世をつくろうとするもの」です。資本主義とは、「経済>政治の世をつくろうとするもの」です

時代とは

1.時代とは、
「流れているもの」です。だから、その時代に生きている人たちの考え方も流れているものです

2.時代とは、
「宝ものをゴミに、有能を無能に、逆転してしまうもの」です。時代の変化は怖いものです

3.時代とは、
「需要と供給を変化させるもの」です。だから、時代に乗り遅れてはいけないし、取り残されてもいけないものです

4.時代とは、
「国の財政が破綻したときが節目となって、大きく変わるもの」です

5.時代とは、
「後になって、振り返って定義できるもの」です。いま現在は、定義できないものです

尊敬できる人とは

1.尊敬できる人とは、
「裕福な家に生まれたのに、勤勉に、そして質素に暮らしている人」です

2.尊敬できる人とは、
「正体を知られている人の中にはいないもの」です。出しゃばらないで、潜んでいるからです

3.尊敬できる人とは、
「普段から、自分にも厳しく、他人にも厳しい人」です。そうできるのは、自信があるからです

4.尊敬できる人とは、
「勲章をもらえていたのに、もらわなかった人」です

善人とは

1.善人とは、
「弱い人」です。悪人とは、「弱かったのに、強くなった人」です

2.善人とは、
「迷惑をかけない人」です。悪人とは、「迷惑をかける人」です。だから、善人は悪人にこき使われるのです

3.善人とは、
「悪人の支配から、抜け出せなくなった人」です

4.善人とは、
「都合のいい人のこと」です。悪人とは、「都合の悪い人のこと」です

5.善人とは、
「『善』を思ってきた人」です。悪人とは、「『悪』を思ってきた人」です。生まれたときは、善人も悪人もないものです

6.善人とは、
「広告に騙されて、お金をいっぱい使ってきたのに、そのことに気づいていない人」です

政治家とは

1.政治家とは、
「言葉で勝負するのが仕事」です。論争が苦手、説明が下手、演説が不得手だったら、政治家は失格です

2.政治家とは、
「ズルい奴、バカな奴を手なずける技術に長けた人がするもの」です

3.政治家とは、
「誰もが聞きたくないことを言って、選挙に通らないといけない人」です

4.政治家とは、
「選挙民には愚痴を言われ、官僚にはバカにされ、他党の人間にはヤジられても、精神崩壊しない人」です。強くて鈍くないとできないものです

5.政治家とは、
「株価の銘柄のようなもの」です。配当を今多く出してくれるか、将来多く出しそうかで選ばれるものです

6.政治家とは、
「『飯を食わせる』のが仕事のもの」です。『飯を食う』仕事ではないものです

ズルい奴とは

1.ズルい奴とは、
「わかりにくい制度を残して、頭の悪い人から搾取している奴」です

2.ズルい奴とは、
「権力者に口がきける立場を利用して、カネ儲けをしている奴」です

3.ズルい奴とは、
「自分がやれないことを他人にやれと言い、他人がやれたとしてもカネを払わない奴」です

4.ズルい奴とは、
「へりくだりながら、ちゃっかり自分をアピールする奴」です

5.ズルい奴とは、
「自分を大きく見せようとするもの」です。どこかに、わざとらしさが目につくものです

6.ズルい奴とは、
「バレたら、居直って、開き直る奴」です。つまり、自己中心の奴です

7.ズルい奴とは、
「真面目な人と同数いるもの」です。他に、どちらでもない奴がいるものです。これで社会の均衡が保たれているのです

8.ズルい奴とは、
「洗練されてくると、『したたかな奴』に進化していくもの」です

勝者とは

1.勝者とは、
「敗者のおかげで勝つもの」です。負けないように、手を打っていれば、みんなが次々に落伍していくものです

2.勝者とは、
「敗者に便宜をはからないといけないもの」です。勝者が、勝ち逃げするようになれば、社会が混乱するからです

3.勝者とは、
「敗者の嫉妬をかわすために、謙遜しなければいけないもの」です

4.勝者とは、
「時代やルールが変わろうが、負けないようにしぶとく生き残ろうとする人」です

弱者とは

1.弱者とは、
「一事一時一心に集中して、戦うもの」です。弱いから仕方がないものです

2.弱者とは、
「供給不足のすき間の分野に絞って、勝負をかけるもの」です

3.弱者とは、
「強者の論理をかわしながら、戦っていくもの」です。自分が弱者(安月給、モテないなど)ならば、得意分野に絞って、自己PRすればよいのです

4.弱者とは、
「強者の予測を裏切らないといけないもの」です。そのためには、奇襲をしかけ、一気に攻めるものです

5.弱者とは、
「自分より弱い人を、陰湿に徹底的にいじめる」ものです。弱者は弱者をつくりだすのです

6.弱者とは、
「身体が不自由な人たちを除けば、怠け者ということ」です。弱者のふりをしている怠け者に騙されてはいけないものです

7.弱者とは、
「強者の失敗を喜び、強者の成功を妬み、無意味な時間を過ごしている人たち」です

支配者とは

1.支配者とは、
「支配下にいる人たちを競わせて、そこからピンハネしようと企む人」です

2.支配者とは、
「支配下にいる人たちが勉強するのを嫌うもの」です。勉強されると、支配できなくなるからです

3.支配者とは、
「数字だけで評価せずに、努力度合いも評価するもの」です。そういうサジ加減を残すことで、自分の権限を維持しようとするものです

4.支配者とは、
「自分の思い込みで、他人に命令してくる人」です。適度な距離を置いておかないと、振り回されるものです

5.支配者とは、
「人を『動かそう』とする人」です。『見さそう』とする人も、『聞かそう』とする人も、支配者とよく似たものです

6.支配者とは、
「支配に服従しない人を排除しにかかるもの」です

7.支配者とは、
「他人の自由になる時間を拘束してくる人」です。つまり、自由を奪ってくる人です

8.支配者とは、
「権力と権威の両方持っている人」です。権威を取り込めない『権力だけの支配』は、一瞬で終わるものです

9.支配者とは、
「さびしがり屋の甘えん坊」です。そういう奴のわがままをまともに聞いていたら神経がすり減るものです

憎悪とは

1.憎悪とは、
「被害を受けたことで起こるもの」です。嫉妬とは、「被害を受けていないのに起こるもの」です。嫉妬のほうが性質が悪いものです

2.憎悪とは、
「相手の前で露わにするもの」です。悪口とは、「人のいるところで言うもの」です。愚痴とは、「人のいないところでこぼすもの」です

3.憎悪とは、
「悲しみや苦しみを誰かのせいにしたいときに生まれてくるもの」です

4.憎悪とは、
「失敗してほしいという強い思い、つまり恨みつらみによって、引き起こされるもの」です