とは学

「・・・とは」の哲学

儒教とは

1.儒教とは、
「権力者が民を支配しやすいように作らせた道徳」です

2.儒教とは、
「身分の低い人が高い人に服従するのが当たり前という、権力者にとってありがたい教え」です

3.儒教とは、
「上の者への服従が正しいという教え」です。長期支配を目論む人には都合がいいものです。日本人の精神は儒教によって蝕まれているのです

4.儒教とは、
「権力者に擦り寄る『偽善者』を数多く生む教え」です。日本人に偽善者が多いのは、儒教のせいです

主義とは

1.主義とは、
「事例やデータで実証できないことを、理屈でこねたもの」です

2.主義とは、
「ポエムであり、ロマン」です。つまり、自己陶酔の好きな人が使うものです

3.主義とは、
「敵か味方かを鮮明にするために必要な言い回し」です

4.主義とは、
「自分は恵まれていないと思っている人を動かすのに、都合のいい言い回し」です

5.主義とは、
「インターネットが普及する前、起死回生を狙う人たちが使っていた屁理屈のこと」です

自由な社会とは

1.自由な社会とは、
「『一度は大目に見てくれる』社会」です。許してくれる度量のある社会です

2.自由な社会とは、
「厳しい規則があるもの」です。しかし、その厳しい規則以外は何をしてもいいところです

3.自由な社会とは、
「分権が進んで、個々の意思決定が尊重されやすい社会」です。民主主義が機能している社会です

4.自由な社会とは、
「多くの中から選択できる社会」です。成功するのも失敗するのも、選んだ本人次第です

社会主義とは

1.社会主義とは、
「指導者が独裁者になり、権力を握ってしまう恐れのある政治体制」です

2.社会主義とは、
「個人を否定し、全体への忠誠を誓わせる政治体制のこと」です。民主主義とは、「個人を肯定する政治体制のこと」です。正反対のものです

3.社会主義とは、
「個人主義と自由主義を目の敵にするもの」です。だから、社会主義者に悪く言われるのは、いつの時代も商人(企業)です

4.社会主義とは、
「政治>経済の世をつくろうとするもの」です。資本主義とは、「経済>政治の世をつくろうとするもの」です

時代とは

1.時代とは、
「流れているもの」です。だから、その時代に生きている人たちの考え方も流れているものです

2.時代とは、
「宝ものをゴミに、有能を無能に、逆転してしまうもの」です。時代の変化は怖いものです

3.時代とは、
「需要と供給を変化させるもの」です。だから、時代に乗り遅れてはいけないし、取り残されてもいけないものです

4.時代とは、
「国の財政が破綻したときが節目となって、大きく変わるもの」です

5.時代とは、
「後になって、振り返って定義できるもの」です。いま現在は、定義できないものです

困った社会とは

1.困った社会とは、
「芸術家やスポーツ選手が飯を食っていけない社会」です

2.困った社会とは、
「必死に就職活動しないと、就職できない社会」です。そして、「老後を心配する人が多い社会」です

3.困った社会とは、
「正直者がバカを見る社会のこと」です。それは、「法律が守られていない社会」です

4.困った社会とは、
「集団に属していないと、個人が生きていけない社会」です

権力欲とは

1.権力欲とは、
「度が越えなければ、人間社会にとって有益なもの」です

2.権力欲とは、
「他人を支配したいという欲望」です。他人に自分の意見を押し付けるのも、干渉するのも、権力欲です

3.権力欲とは、
「自分の思い通りに人を動かしたいという欲望」です。そういう人は、欲を隠すために、「私」ではなく、「私たち」という言葉を口にするものです

4.権力欲とは、
「他人を従わせたいという欲望」です。そういう奴らは、暴力をチラつかせてくるものです

現代とは

1.現代とは、
「何が正しいのか、何が悪いのかを判断するのが難しい時代」です。正義ぶらないほうがいい時代です

2.現代とは、
「必要のないものを欲しいと思い込まされ、それらを買うために懸命に働く人たちの多い時代」です

3.現代とは、
「お金で欲しいものが何でも手に入る時代」です。ということは、お金の価値が高まっている時代です

4.現代とは、
「お金の勘定抜きに立ち行かなくなった時代」です。世知辛い時代です

5.現代とは、
「カネと技術によって、人間が支配されている時代」です。窮屈な時代です

6.現代とは、
「詩人が生きにくく、科学者が生きやすい時代」です。合理的なほうが得する時代です

現実とは

1.現実とは、
「カネで動いているもの」です。理想とは、「頭の中だけで動いているもの」です

2.現実とは、
「受け容れていくもの」です。現実は、自分に対する世の中の評価だからです

3.現実とは、
「自分のことをよく知っている人がわかるもの」です。「自分を過大評価する人にはわからないもの」です

4.現実とは、
「厳しいもの」です。夢のある話を添えてあげなければ、暗くなるものです

喧嘩とは

1.喧嘩とは、
「『自分だけが正しい』と信じている愚かな連中が起こすもの」です

2.喧嘩とは、
「自分たちと『違っている』ことを、それは『間違っている』と考える奴が起こすもの」です

3.喧嘩とは、
「縄張りと序列を意識するから起きるもの」です。人間も他の動物と同じです

4.喧嘩とは、
「差を許せない人、差を認められない人が起こすもの」です

5.喧嘩とは、
「そのほとんどが、お金がないことが原因で起こるもの」です

6.喧嘩とは、
「親しくしていたのが、憎しみに転じて、始まるもの」です

7.喧嘩とは、
「関係が悪化して、起きるもの」です。悪化しそうな相手には、近づかないことです

8.喧嘩とは、
「『相手が弱いとき』『自分が得しそうなとき』だけ仕掛けるもの」です。いったん仕掛けたら、先手をとるものです

9.喧嘩とは、
「仲裁者がいないと、収拾がつかなくなるもの」です。喧嘩を仲裁した人は、その後、双方に偉そうにできるものです

権威とは

1.権威とは、
「伝統と文化によってもたらされるもの」です。もし、自分を偉く見せたいならば、伝統と文化を感じさせる人に近づけばいいのです

2.権威とは、
「見せつけられたならば、それは偽物」です。本物の権威とは、自ら誇示しないものです

3.権威とは、
「収奪組織のトップに必要なもの」です。権威のある人がトップにいる組織には気をつけるべきです

4.権威とは、
「あってないようなもの」です。そのまやかしを見抜く力が必要です

5.権威とは、
「あこがれと人気が続いていけば、拡がっていくもの」です。不祥事は、権威を一挙に失墜させるので、禁物です

6.権威とは、
「それのない人たちに、少しだけおこぼれを分け与えることで、その力をより大きくしていけるもの」です

7.権威とは、
「それを守る『殻』が固くなりすぎれば、破れなくなり、その力は衰退していく」です

勲章とは

1.勲章とは、
「国家の模範になった人に贈られるもの」です。でも、うるさい奴を鎮めるためにも贈られるものです

2.勲章とは、
「国民を掌の上で踊らせるのに、一番安くて簡単に製造できるお飾り」です

3.勲章とは、
「レアカードのようなもの」です。レアカードは価値があるように見えてもただの紙です。勲章もただの金属です。発行者の策略にはまらないことです

4.勲章とは、
「それを与えてもらった人たちを見れば、国が大事に思っている職業が一発でわかるもの」です

5.勲章とは、
「それを辞退する人が増えたら、価値が下がっていくもの」です