とは学

「・・・とは」の哲学

表彰とは

1.表彰とは、
「給与では十分に評価できなかった人に対してするもの」です。そういう人が外されないように、表彰の基準を甘くしておくものです

2.表彰とは、
「同僚やメンバーからの評判を『賞』という形に換えて、讃えるもの」です

3.表彰とは、
「上位に惜しくもなれなかった人にするもの」です。業績とは、「上位の者だけに発表するもの」です。社内のやる気が高まるのは『表彰』のほうです

4.表彰とは、
「目利きの人が選ぶもの」です。審査員の質で、表彰の重みが変わってくるからです

評価とは

1.評価とは、
「高くなれば、注意するもの」です。批判されるか、真似されるか、災難がまもなくやってくるからです

2.評価とは、
「比較対象のあるものに対してなされるもの」です。それで、競争意識に火がつけられるのです

3.評価とは、
「数値とお金に変換されやすいもの」です。世間からの評価とは、そういうものです

4.評価とは、
「成長期には、加点法で行うもの」です。「円熟期には、減点法で行うもの」です

5.評価とは、
「される人で変わるもの」です。一般の人からの評価は気にせず、その道のプロからの評価を気にすることです

6.評価とは、
「客、上司、仲間だけでなく、他部署の人にも、するもの」です。数字の悪い部署で、腐らずに頑張っていれば、他部署から引き抜きがあるものです

7.評価とは、
「過去の自分に対してするもの」です。他人に対して、しないほうがいいものです

8.評価とは、
「無言の中にあるもの」です。相手の表情をじっくり見ていたら、良し悪しは判断できるものです

人の使い方とは

1.人の使い方とは、
「不安にさせて安心させ、火を点けて消す(マッチポンプ)こと」です

2.人の使い方とは、
「怒らないこと、無視しないこと、結果がすぐに出なくても、あきらめないことがコツ」です

3.人の使い方とは、
「サボる人間をサボれなくすること、サボらない人間をサボりやすくしてあげること」です

4.人の使い方とは、
「数値だけでなく、同僚や客の声も絡めて、評価してあげるのがコツ」です

人の動かし方とは

1.人の動かし方とは、
「強い相手には弱い顔を、弱い相手には強い顔を見せること」です

2.人の動かし方とは、
「相手の関心が、お金にあるのか、出世にあるのか、名誉にあるのか、異性にあるのかによって、違ってくるもの」です

3.人の動かし方とは、
「上の目だけでなく、横の目(仲間からの目)と客の目も使えば、うまくいくもの」です

4.人の動かし方とは、
「『夢の共有』『大義名分』『錦の御旗』を掲げることが大事なもの」です。ただし、このやり方がよく効くのは、最初だけです

人の嫌がる仕事とは

1.人の嫌がる仕事とは、
「手を抜いても怒られず、普通にやれば喜ばれ、きちんとやると誉められるもの」です。こんなにいい仕事はないものです

2.人の嫌がる仕事とは、
「誰もやりたがらない仕事」です。その仕事で、第一人者になれたら、競争が少ないので、高収入が得られるものです

3.人の嫌がる仕事とは、
「つまらないと思わずに、それを面白いと思えるようにするもの」です。仕事とは、ほとんどがそういうものです

4.人の嫌がる仕事とは、
「人材を輩出させるもの」です。そこから這い上がってきた人は、本当の実力者になるものです

判断とは

1.判断とは、
「ツイているときは、『感覚』でしていいもの」です。「ツキがなくなったときは、『理性』でするもの」です

2.判断とは、
「じっと見て、じっくり聞いて、きちんと調べて、するもの」です

3.判断とは、
「体験談や意見を聞いて、するもの」です。一つだけの体験談や一方的な意見だけでは、狂うものです

4.判断とは、
「その人の実力ではなく、外見や知名度でなされてしまうもの」です

5.判断とは、
「人を見る場合、学歴、経歴、肩書を見るよりも、直感のほうが正しいもの」です

6.判断とは、
「情が入り込むと、白黒をつけられなくなるもの」です。正しい判断をする人は孤独になるものです

7.判断とは、
「一晩寝て、再び同じように感じられたら、正しいもの」です。先延ばしするのも判断のうちです

8.判断とは、
「損得を重視するか、好き嫌いを重視するか、善悪を重視するか、時と場合によって、使い分ければいいもの」です

9.判断とは、
「芸術の審美眼のようなもの」です。いい判断ができるように、日ごろから、いいものを見て、聞いて、学んで、自己研鑚しておくものです